五色工【純愛】：洗面台 ※リク ページ14
ハニーメロディさんリクありがとうございます！
星姫さん、もう少々お待ちください……。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『なーにしてるの？』
「うわぁ！！」
鏡の自分と格闘している工を見つけて、後ろから話しかければ刹那聞こえる〔ジャキンっ〕っと言う音。
見れば洗面台にはたくさんの黒髪が散り落ちていて。
それを呆然と見つめている姿。
おっとこれは……やらかしたな。
『え、ごめん。』
「いや、謝んな！」
鏡に映る工は、いつもより少し前髪が短くて、だけど変わらずパッツン。
少し斜めになっていたので、せめてものお詫びを兼ねてハサミを手に取る。
『工、しゃがんで。揃えるから。』
「いいの？」
いつもは私の頭が工の肩くらいにあるけど、しゃがんでもらうと私の方がほんの少しだけ高くなる。
それにたまに背徳感を感じるのである。
『あ、そうだ。思いきっりイメチェンしちゃう？工ったら私と出会ってからもう5年もパッツンだよ。』
「変えるって、例えば？」
『んー、アシメとか？』
「なにそれ。」
『白布さんみたいなやつ。斜めの。』
首を傾げて、「うーん……。」っと少し考える素振りを。
工、イケメンだから結構似合うと思うんだけどな。
「…なんか白布さんに怒られそうな気がするからやめとこ。」
『……確かに。』
バレたらキレられて睨まれそうだね、と二人で目を合わせて笑い合う。
白布さんって、優しいんだけど厳しいんだよね。
〔ジャキンジャキン〕と音がして、ほんの少しの髪の束が床に落ちる。
切った後に気づくのもなんだけど、新聞紙でも引いておけばよかったと少し後悔。
掃除、二人で頑張ろうね。
切り終わった工はいつもより少し前髪が短くて、でもやっぱりいつも通りで安心感のある工。
きっとアシメになんてしてたら、暫くは二度見三度見しちゃうんだろうな。
「うー、やっぱりちょっと短い……。」
『伸びるって。大丈夫大丈夫。』
「そうだ、Aのも切ってやる！」
いそいそとしゃがめしゃがめと私の肩を少し押して、工も床に座り込む。
まぁ少し長くなってきたからいいかな。
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絢(プロフ) - kanaさん» うわぁ、凄く嬉しいです！！！是非またリクエストしてください！ (2020年7月18日 7時) (
レス) id: 2021c6a537 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - リクエストに答えていただきありがとうございました！絢さんのお話,やっぱり好きです！^^*ありがとうございました！(*^^*) (2020年7月17日 9時) (レス) id: d202a80bf0 (このIDを非表示/違反報告)
- - はぁ〜。歌詞転載は著作権違法です。少しでもアウトですので…。犯罪は見逃せませんので違反報告します (2020年7月17日 3時) (携帯から) (レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - ARU052715さん» 了解です！ (2020年7月16日 7時) (レス) id: 2021c6a537 (このIDを非表示/違反報告)
ARU052715(プロフ) - 佐久早聖臣くんの純愛書い欲しいです！出来れば夢主と佐久早くんの現役高校生と成人した後の2作品書いて頂きたいです！ (2020年7月15日 9時) (レス) id: 7bbe3063b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢 | 作成日時：2020年7月1日 7時
