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「何かもう……君のスペックの高さには一周回って引いちゃいそうなんだけど」
『そんな理不尽な事ある？？』
「冗談だよ。僕も勉強は一応真面目にやってきた方だから、君の努力量が何となく分かって怖くなってんの。よくもまぁバレーと両立できたもんだよね」
『私の座右の銘は粉骨砕身だからね！ あとついでに一球入魂、文武両道、焼肉定食』
「その頭の悪そうな喋りのせいで賢いイメージが追いついてこないんだよ」
内心の動揺を残しつつも呆れる月島の対面に、Aがふふふとご機嫌な様子で座り込んでくる。
『私、やっぱりツッキーに褒めてもらえるのが一番嬉しい気がするなぁ』
「今のは貶したつもりだったんだけど。影山は褒めてくれなかったの？」
『お兄ちゃんは素直なんだけど察しがものすごく悪いから。褒めてって言わないと褒め言葉が出てこないの。あと褒め方がワンパターン』
「求めれば応じてくれるだけマシなんじゃない？ 僕の元同級生なんて察しが悪くて素直さもないうえに可愛げまでない男だったよ」
『何だそのどうしようもない男。やめときなよツキ子、絶対切った方が良いって』
「君の兄の話なんだけど」
『ツキ子、表面ばかり見て人を判断しちゃダメよ。目に見えるものだけが全てじゃないわよ』
「掌返しが早すぎるんじゃない？」
慣れた調子で軽口を交わし合う中、最初に吹き出したのはAだった。
テンポの良い会話に、堪えきれなくなったように声を上げて笑い出した彼女に釣られて、月島も片手で口元を押さえて目を細める。
「さっきから何なの、ツキ太郎だとかツキ子だとか」
くくくっと笑い交じりに言う月島を見て、Aの吊り目が優しさを帯びる。
月島から含みのない笑顔を引き出す度、何度だってたまらなく嬉しくなってしまうのだ。
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ゆな - 更新楽しみにしてます！ (5月7日 21時) (
レス) id: cb4c8a46ee (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ふゆねこさん» そう言っていただけて嬉しいです😭GW付近からまた更新再開目指して頑張りますね！ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます、嬉しいです！！ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ぽにさん» わぁ、わあぁ、、嬉し過ぎてちいかわ構文出てきちゃいました😭 またぼちぼち更新していきますので、是非また見に来てください☺️ (4月20日 20時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - この小説ほんと大好きです！マイペースに続き待ってます！ (4月1日 22時) (レス) @page18 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メケメケ | 作成日時：2024年2月29日 22時
