111時間目 ページ13
電話がなった。
土方さんからだった。
『今速報を流してもらった。俺も探しに行く、場所を教えろ』
「今東京です、場所はわかりません」
『わからないだぁ〜?』
「別々の方が都合いいですし、私はこのまま探します。でも動きは夜に統一されているので見つけるのは難しいと思います」
土方さんにため息をつかれた。
『1人で突っ走るな』
「突っ走ってませんよ、じゃあ切りますよ」
『まぁ待て。A、話を聞け…』
「…なんです?」
『あと…もう、学校…やめろ…』
「え…?」
土方さんはこの事件の収集がついたらまた話す。そう言って電話は切られた。
私が…E組をやめる?
もう、みんなと…
みんなと…お別れってこと?
「…」
それが、それが土方さんの意向なんだ。
仕方がない…
私はとりあえず、探さないと…あの殺人鬼を…
・
「…Aさん」
「!」
振り返ると、殺せんせーが居た。
いる事に気付かなかった…
「どうしたんですか?」
「キミは…間違ってる」
「?」
「例え殺人鬼かも知れない兄を…有無を言わせず殺すのは違う、人間は死んだら終わりです」
殺せんせーは私の首元に優しく触れた。
「キミも、私も…死んだらもうこうやって話すことも出来ないし、意思を伝えることもできない」
「…」
「私が手伝いましょう!Aさんと私にかかれば百人引き!」
「ついでに殺しましょうか?」
「ヌルフフフフフフ…その点に関しては問題ないです!せんせーも対策してきました…!」
固そうなコテみたいなのを取り付ける殺せんせー。
嘘に決まってるのにね。
…!
「……」
「…この張り詰めた殺気…それがお兄さんですか?」
「…はい」
少し離れているというのに殺気が伝わってくる。
昨日より…さらに強くなってる?
「行きますよ」
「はい!」
せんせーと私は屋根を伝ってその殺気の方へと向かった。
「…A…と、それは?」
「アンクの細胞は超生物の元らしいんだよね…」
「…」
突然殺せんせーがピタリと止まった。
あ、超生物の細胞の元って言ってなかった…?
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ぬーるぬーるコロコロにゅやにゅや春夏秋冬朝昼晩〜♪(´ε` )
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ふりゃーごん - 眠り姫さん» ありがとうございます!訂正完了しました!助かります!! (2016年7月12日 23時) (レス) id: 4a6b3d4264 (このIDを非表示/違反報告)
ふりゃーごん - 輝夜さん» すいません、最近忙しくて更新遅れて申し訳ないです!そう言って貰えるととても嬉しいです!ありがとうございます! (2016年7月12日 23時) (レス) id: 4a6b3d4264 (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - 138時間目です! (2016年7月9日 9時) (レス) id: 8c9c0400e6 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜 - 更新頑張って下さい! 無理はしないでください (2016年7月8日 17時) (レス) id: 80945802d5 (このIDを非表示/違反報告)
ふりゃーごん - 眠り姫さん» まじですか!?何時間目でしょうか!?更新頑張ります!!注意ありがとうございます!! (2016年7月8日 0時) (レス) id: 4a6b3d4264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふりゃーごん | 作者ホームページ:http://puchiamatheater
作成日時:2016年5月29日 12時