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*一方通行(一松) ページ4

最近目付きの悪い人が私を付けている
こんな事言うと自意識過剰みたいだけどそうじゃない
紫色のパーカー、マスク、サンダル

あの人だ

職場の2階の窓からカーテンの隙間をぬって除く
街灯に照らされたあの人を見て窓から離れる

怖い、

警察も相手にしてくれないし


今日は職場に止めて貰おうか……


そうしよう、明るくなったらいなくなるだろう
深夜一時、ソファーの上で毛布にくるまっていると一階でガチャンと何かが割れる音がした
直感的に気付く、窓ガラスが割られた音だ
スマフォを取り出して警察にかける

でも震える手はなかなか動かない
やっと操作してコール音がなった

「どうされましたか?」

「あ、あの」「……すみません、間違えました」

後ろから延びてきた手で取り上げられた
後ろを振り返るとナイフが頬にひたりとつけられる
やはり紫パーカーの彼だった

通話終了のボタンを彼が押してぽいっと投げる

「な、にを」

「俺、松野一松」

「は、?」

「Aは俺の名前知らないでしょ」

なんで私の名前を知ってるの?
なんでこんなことしてるの?
私はこの人に恨まれるような子とした?

色々聞きたい事はあるのに怖くて口からはひゅーひゅーと息が
もれるだけだった

「はっ……少しは笑えば」


ナイスを頬から外して鼻で笑う

「ごめんなさい……私何かしましたか?
許してください!!」

「なんで謝るの意味わかんない
こんなゴミに謝る必要ないと思うけど」

「だったら離して…ください!」

「離さないよなんでこんなことしたかわかんない?」

「わかるわけないじゃないですかぁっ」

もう私は怖くてボロボロと泣いて彼から離れようともがいた
彼は面白そうにソファーに私を押し付け乱暴なキスをした

「こういう事なんだけど」

「最低っ!こんなひどいことして
大嫌い!!」

「あっそ、関係ないね
あとやめるつもりもないし
泣きたいんだったら好きにしてれば」


そう言って不敵に笑った


次の朝は部屋で寝ていた一瞬夢かと思ったけど腰の痛みと
体のいたるところについた痕に現実だと知った


何もかもが辛くてその場で泣き崩れた私の姿を彼はどこからか見ているのだろうか
そう思うと悪夢はまだ終わっていないとしった

アイドルと私どっちが大切なの?→←十四松的恋愛論



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金魚鉢 - 薊さん» ほんとですか!すごく嬉しいです(*´ω`*)このコメント読んで嬉しくて泣きそうです!これからも頑張ります(^-^ゞコメントありがとうございました! (2015年12月13日 20時) (レス) id: cd046bede1 (このIDを非表示/違反報告)
- おそ松兄さんの回、泣いちゃいました大好きですこれホントにもう(( (2015年12月13日 15時) (レス) id: ebdae3f0fe (このIDを非表示/違反報告)
金魚鉢 - 黒華さん» 少し遅れてしまって申し訳ないです( ;∀;)少しでも楽しんでいただけたなら良かったです!お気に入り登録ありがとうございます<(_ _*)> (2015年12月7日 21時) (レス) id: cd046bede1 (このIDを非表示/違反報告)
黒華(プロフ) - ありがとうございました!お気に入り登録しておきます! (2015年12月7日 20時) (レス) id: 2e7d2796e1 (このIDを非表示/違反報告)
金魚鉢 - 黒華さん» リクエストありがとうございます!!頑張ります(^-^ゞ (2015年12月5日 23時) (レス) id: cd046bede1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金魚鉢 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年11月29日 13時

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