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**。**。*゜** ページ21

それからよく彼女と会うようになって一緒に話したり楽しんだ


でも、最近彼女は体調が悪いみたいだった


「ごめん……今日はもう……」

「もう、会うのやめようよ!
体調悪いんでしょ!?無理しちゃダメだよ」

「わかった……だったら最後にお花見しに行こう
すごくきれいな場所があるの」

「うん、よろしくおなしゃす!!」


「十四松くんの笑顔を見ると元気になれるよ
わがままいってごめんね」


「あ、泣かないで!
ほら、触手〜」

彼女は優しく微笑んでくれてその顔に胸がきゅっと締め付けられた


約束の日の約束の時間



だけど彼女はこなかった




ベンチで座っていると看護師さんがやってきて声をかけてくれた




「松野十四松さんよね
Aさんは……これなくなってしまったの」

「風邪!?大丈夫なの?」

「そうじゃ、そうじゃないの」


看護師さんは涙を溜めて病院の場所を教えてくれた
急いで病院へ向かう


俺の足、速いって思ってた



でも全然そんな事なかった



走っても走っても走っても



彼女に追い付かないんだから




息を切らせながら病室に入るとベットの上で彼女が寝ていた




「Aちゃん……今日、お花見するんでしょ?」

「ほらっ!見てよ触手〜!!」

「1!2っ!の3でゲッチュー!!」



何も反応してくれないAの手をとる
ビックリするくらい冷たい手が胸をどうしようもなく締め付ける



「……うっ、あぁぁあああん!
まだ、話したいこと、たくさんあって!行きたいとこも
あったのに……」


自分の涙がAの頬に落ちて
Aが泣いてるみたいに見えた


“十四松くんの笑顔を見ると元気になれるよ”


「そうだね……A」


俺は笑顔じゃないとね


Aが心配しちゃう



それでも、今だけは、今日だけは




泣いていたいんだ

*空っぽな私(カラ松)→←それはまさしく恋だった(十四松)



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金魚鉢 - 薊さん» ほんとですか!すごく嬉しいです(*´ω`*)このコメント読んで嬉しくて泣きそうです!これからも頑張ります(^-^ゞコメントありがとうございました! (2015年12月13日 20時) (レス) id: cd046bede1 (このIDを非表示/違反報告)
- おそ松兄さんの回、泣いちゃいました大好きですこれホントにもう(( (2015年12月13日 15時) (レス) id: ebdae3f0fe (このIDを非表示/違反報告)
金魚鉢 - 黒華さん» 少し遅れてしまって申し訳ないです( ;∀;)少しでも楽しんでいただけたなら良かったです!お気に入り登録ありがとうございます<(_ _*)> (2015年12月7日 21時) (レス) id: cd046bede1 (このIDを非表示/違反報告)
黒華(プロフ) - ありがとうございました!お気に入り登録しておきます! (2015年12月7日 20時) (レス) id: 2e7d2796e1 (このIDを非表示/違反報告)
金魚鉢 - 黒華さん» リクエストありがとうございます!!頑張ります(^-^ゞ (2015年12月5日 23時) (レス) id: cd046bede1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金魚鉢 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年11月29日 13時

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