真夜中の屋敷 ページ22
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康平を追い、私と満は暗い廊下を走る。
貴「 康平！！」
満「 はぁ…は…」
足元はギリギリ見えるくらい、ぼぅっと見えるピンク色のセーターに導かれ…私は辿り着いた。
隼人「 暗っ！！さっきまで明るかったのに！」
響也「 もう帰った方が良さそうだね…」
進「 ったく冗談じゃねぇよ」
なにやら窓を見つめ、不安げな表情を浮かべるみんな。
貴「 どうしたの？」
隼人「 見てよ！もうこんなに真っ暗！！」
貴「 えっ、なんで！？」
満「 まだ30分くらいしか経ってないだろ…」
そう呟く中、スマホを確認する満。
満「 ……」
貴「 あれ？時間はまだ5時過ぎ……」
隼人「 ねー、もうどうなってるの！？」
響也「 この季節だから、暗くなるのが早いだけじゃない？」
進「 そうだけどよ…危ねぇし帰った方がいいんじゃねーか。」
響也「 同感だね」
康平「 …… 」
貴「 康平…？」
康平「 …………嫌な感じがする」
進「 はぁ？お前 、さっきから変だぞ」
康平「 ……。」
明らかに康平の様子がおかしい。
普段大人しい感じの性格だが、冗談を言ったりする子じゃないし………この感じる違和感は
何なのだろうか。
響也「 ……康平！」
隼人「 ちょっと、どこ行くの！」
また奥の方へ向かう
満「 …何なんだあいつ」
貴「 私も、変な感じがするの」
満「 変な感じって…？」
貴「 わかんない…。けど、さっきから頭が痛くて」
脳に直接、ガンガンと打ち付けるように痛む。
早く、隼人達を追いかけなければ…
満「 さすがに雨は病んだみたいだな」
貴「 あ、本当だ…」
満「 そういえば、天体観測ってやるのか？
梓沙に連絡し…………って、あれ？」
貴「 ん？」
満「 ここって園外なのか…」
貴「 街とは離れてるから、外に出てみた方がいいかもね」
満「 そうだな。 一旦外に出て連絡してみるか」
方向転換をし、最初のロビーへと向かう。
この屋敷に来てから、誰かにずっと見られている気がするんだ。
気のせいかも知れない、けど時間軸が合わないし…時計の針が狂っているとしか思えない……
ドンッ ドンッ
ロビーの方から音が聞こえる。
すると、響也と進がなにやら揉めているようだった。
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あああああ(プロフ) - とても良かったです！続き楽しみです！！！ (2022年8月4日 21時) (
レス) id: a75cc7347b (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 続きめっちゃ気になります！更新よろしくお願いします！ (2022年4月18日 7時) (レス) @page35 id: 8c2dbb8018 (このIDを非表示/違反報告)
ナーさん＆ルナール(プロフ) - すごく良かった(≧∇≦)b続き楽しみ(*^_^*) (2021年7月15日 22時) (レス) id: 4368b8319e (このIDを非表示/違反報告)
Vanillaモナカ(プロフ) - 色欲の罪ムギさん» ありがとうございます、楽しんでもらえたなら幸いです！途切れ途切れの更新となりますが、どうぞ宜しくお願いします！ (2020年4月6日 22時) (レス) id: eb6a9298ec (このIDを非表示/違反報告)
色欲の罪ムギ(プロフ) - はじめましてコメント失礼します!!とても面白いです!!満君オチのものは少ないので楽しく読ませてもらっています!!これからも更新頑張って下さい!!応援しています (2020年4月6日 1時) (レス) id: 767de012cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vanillaモナカ | 作成日時：2018年1月14日 18時
