俺たちの約束 ページ45
マシホside
ハルト。
こいつ…本気や。
俺もやけど。
つい数ヶ月前まで気持ち自覚すらしてやんかったヤツが…
いつの間にこんなに大人になってん?!
二人の間にもう何かあったんやろか？
これから引っ越して本気出していこうて思うてたとこやのになぁ。
アサヒもな…こいつの方が手出してそうやけどな〜
俺…ゆっくり様子見ばっかりしすぎたかな。
Aは？
Aの気持ちは今どこにあるんやろ。
それが一番大事や。
ms「ここでグダグダ言うてても意味ないか……」
hr「え？言わないの？俺言いますよ！」
ms「いや！いい！
ここで一番大切なのはAだから…」
as「確かに…俺らの気持ちだけで話が先に進むわけじゃないもんな。」
jk「ねえねえ〜。つまりはさぁーハルトとシホとサヒは本気でAが好きってこと？」
tre「……………………」
ys「だから今それを置いておこうって。
Aがいないとこで話しても意味ないよねーって話になってるんだよw」
jh「ハハハ…お前はチンチャw」
jk「僕だってAのことは大好きだよ！みんなも大好きでしょ？
それでいいじゃん♪みんなで好きでいいじゃん！
誰かのって決めなくても。
だってAは僕らみんなの女の子だよ？」
このヒョン、何言ってんだ？
って思うけど…。
そう思えたらめっちゃ平和でみんな幸せ。
yd「約束は？どうするの？」
jk「なしでいいんじゃな〜い？
だって、一番大切なのはAでしょ？
誰がどれだけ本気だったって、A次第ってことでしょ？
なら、僕らの中だけの約束なんて意味ないじゃん。
そんなもの…逆にAを傷つけるよ。」
あぁ…
こういうとこだよ。このヒョンのすげーとこ…
何も考えて無いようでもちゃんと真ん中探し当ててくれるんよね。
jk「Aってさ、ウヌ先輩のこと本気で好きだったと思わない？
あのとき僕…すっごく嫌だった。
あ、先輩のことが嫌とかじゃないよ(汗)
Aが僕ら以外の人を好きになるのが嫌だった。
だから僕、Aが僕ら以外に目を向けないでいてくれるなら、この中の誰と好き合ってても良いって思う。
だってそれでも、ずっと絶対メンバーのことは変わらず大好きだもんね。」
jh「ジュンギュ…お前…
最高だな。」
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作者名：tumetume | 作成日時：2022年6月11日 11時
