フード被りの天才少女は夢ノ咲学院へ転入してきました (ページ15)

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手助けページ15

貴女side

歩いて、1人の大柄な男のすぐ後ろに行き、中心に居る男の子を見る。

あ、めちゃ可愛い。←

水色の髪で、ボブカットにしてる子だ。

と、ヤバイヤバイ。脱線した。

貴「オニーさん達、楽しそうだネ。俺も混ぜてヨ。」

男1「ｯ!あﾞぁ？テメェ誰だ!!」

低い声(ｲｹﾎﾞｫ)で話しかけると、驚きながらも喧嘩越しで話しかけてきた。←

男3「……ん？おい!!コイツも夢ノ咲学院の生徒だぜ？どっかのグループのアイドルじゃ……」

男2「本当だ……兄ちゃん、悪い事しないからお兄さん達に着いておいで。」

え？おいおい、アンタらバリバリ悪い事してますよの顔してんじゃん。

それに、お兄さんって歳かよ……

ﾊｧ……面倒臭くなってきそうだから……逃げよ。

ズカズカと、男達を押し退けながら、水色クンを見て

貴「へぇ～、可愛いナ。じゃあ、オニーさん達の代わりにさ。」

男2「俺達の代わりに？何だよ。」

男の言葉を聞いた瞬間、水色クンを横抱きにした。

おぉ！軽い!!←

水色クン「へ!?あ、あの!!」

貴「じっとしてて……((ﾎﾞｿｯ」

水色クン「は、はい!!」

男3「おい!!何やってんだよ!!!」

いや、アンタらも何しようとしてたんだよ!!こんな天使に!!←

貴「え？何やってんだよって？このまま、夢ノ咲学院まで逃げんだよ。ばぁか。」

男達「はぁ!?」

そんな男達の声を無視して、全速力で走る。

おぉぉぉぉぉぉぉ、フード取れそう～(真顔)

水色クンの様子を見ると、ｷﾞｭｯと目を瞑り、首に手を回してる。

え、可愛い。……うん。可愛い……←

そんなこんなで夢ノ咲学院に到着。

ゆっくりと、水色クンを下ろすと、しっかりと立ち、わた((俺を見て

水色クン「た、助けていただきありがとうございます!!」

と、言って深々とお辞儀してきた。

貴「いや、別に……あ。俺、行くとこあるから。じゃね。」

水色クン「は、はい!!」

正体バレない様に、あまり親しくしないよう心がけてたのに、さっそく助けて印象づいてしまったｯ!

仕方なく、素っ気なく返事をし、教員室へと向かった。