フード被りの天才少女は夢ノ咲学院へ転入してきました (ページ4)

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電話ページ4

貴女side

prrrrrrrr

貴「んｯ…あ、朝か…」

また、寝落ちしたのか……

頭上からなる、スマホの音により目が覚め、ゆっくりと手を伸ばし電話にでる。

貴「ん～……誰？」

怜治《何で｢誰｣なんだよww。また、寝不足か？》

スマホを掛けてきたのは、私の幼馴染で歌い手でコンビを組んでいる怜治からだった。

貴「せ～かい。編集やって、小説書いてで深夜までやっちゃってさ。眠い～」

怜治《お～、お疲れ様～。そういや、お前明日から夢ノ咲学院に転入するんだろ？そんな生活続けてたら、もたないぞ。》

う゛ｯ!痛いところ突かれた。

確かに、今までは学校がないぶん寝不足になっても困る事と言えば、〆切ギリギリの小説が書き終わってなかったり、作詞作曲してる途中で寝落ちして、よくわかんなくなったりぐらいだ。←

学校なんて行きたくない……

怜治《まぁ、辛くなったら何時でも言えよ。お前1人に編集とか任せっきりになっちまってるし……困った時はお互い様だからな！》

貴「ん。ありがとう。でも、怜治はモデルの仕事…最近多いんでしょ？そっち優先しなよ。編集くらいアイツも居るし大丈夫。」

そう。怜治はモデルの仕事もある。

私の小説家の仕事は、書き始めたら連絡して、そこから〆切を決める形だから怜治よりかは、忙しくない。

怜治《そうか？…まぁ、分かった。だが、無理だけはするなよ!!良いな!?》

貴「へいへい。あ、そろそろ時間だけど良いの？」

今は、7時半。学校には、8時に着けば大丈夫らしいが……

怜治《あ。本当だ。じゃ、仕事も学校生活も無理しない程度に頑張れよ！》

そう言われて、電話はきれた。

無理しない程度に……ねぇ。

そりゃ、体調管理は気を付けないとな。

さてと、朝ご飯作るか。

立ち上がり、台所へ行き簡単な物を作り食べる。

あ、小説書き終わったから今日出すか。

にしても、男子だけのアイドル科に転入かぁ……

嫌だぁ…←

でもな、了承しちゃったし。

頑張るか。