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第7話・頼んだぞ ページ8

エマside

ベビーベッドはママの寝室(へや)に9台





1〜2歳の最年少9人がママとともに寝起きしている。





そのママの寝室で毎晩




最年少(かれら)の着替えや入浴の手伝いが許されるのは



・・・
なぜか、最年長の女子のみ。






ノーマンとレイに頼まれたんだ!



絶対に見つける。




末妹(キャロル)から

発信器の手がかりを…!






今は、キャロル達をお風呂に入れている。






私は、キャロルの体を洗いながら発信器の手術痕を探している。






見つけなきゃ


発信器!!





でも、ない!



"傷"なんてどこにもない!!








そんな…


ここまで全くないなんて…





どうしよう…




発信器なんて埋められていないの?


発信器自体、ママのハッタリ?






エマ「……」






いや、そんなはずない。






発信器は確かにある。







じゃなきゃあの時、標的が2人だなんてわかりっこない__違う?






「拠点」なら来たばかりのこの子に



何の痕跡もないのは逆におかしい。





エマ「(何か見落としがあるはず…)」







諦めちゃダメ




みんなで一緒に逃げるんだ!!





考えろ




ノーマンやレイ、Aならちゃんと考える。






観察・分析




手術痕がないなら、それだけサイズが小さいってこと。





敵の策を読む…






ふと、レイの言葉を思い出す。





敵の立場…




敵…
農園…
ママ…










発信器っていくら鬼でも食べないよね。







じゃあ、出荷の時とか取り除くはず



なら、子供が成長しても取り出しやすい場所____!!







どこだ、考えろ。



考えれば必ず___




ギルダ「エマ、あやすの上手いよね…

すごいなぁ…キャロル懐いてる。



エマ…私ね…エマに聞きたいことがあるの。


あの日…あの夜…っ


?エマ?」







そうだ

確か



そういえば





そっとキャロルの左耳を触る。



そして、裏を見ると蚊に刺されのような痕があった。





ギルダ「あれ?何それ?虫刺され?」






エマ「……これは…


病気の検査のために採血した痕だって



昔…ママが…」






キャロルの耳を摘むと、コリッとした感触があった。




これだ!






私は思わず、Aをバッと見た。




Aは、私の視線に気づき笑い返してくれた。

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あの - 今更だけど貴方の作品大好きです! (1月14日 14時) (レス) id: 638f7dd805 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 面白いですね!!俺、、僕っ子好きです!これからも頑張って下さい!! (2020年9月30日 19時) (レス) id: 65d4f69842 (このIDを非表示/違反報告)
ミラージュ - 月下誠さん» 有り難う御座います!!! (2019年10月4日 21時) (レス) id: 490ab1aedc (このIDを非表示/違反報告)
月下誠(プロフ) - ミラージュさん» ご指摘ありがとうございます。今は、読み返してみて、見つけたところを修正しています。 (2019年10月4日 6時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
ミラージュ - コメント失礼します、大変失礼ですが...誤字が多くて、途中何て言っているのか分からなかったりするんです。私何かが口出しするのも烏滸がましいですが...    この作品好きです!言うタイミングが分かりませんでした← (2019年10月3日 22時) (レス) id: 490ab1aedc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月下誠 | 作成日時:2019年7月21日 15時

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