48話 ページ18
貴女side
説明し終わると、ハンジ分隊長は私が説明した部位を見ながら、ブツブツと言いながら確認している。
すると、突然ハンジ分隊長は黙った。
ハ「……ねぇ、A。会ったばかりでこんな事聞くのは失礼だと思うけど聞いてくれる？」
ハンジ分隊長は、さっきのような笑顔はなく暗い表情で言ってきた。
なんの事か、いまいちピンとこないけど
貴『質問によります……』
こう答えとけば、大丈夫だろう。
ハンジ分隊長は、俯き意を決したのか顔を上げ、私を真っ直ぐに見つめ
ハ「…君の過去に一体何があったの？感情を……失くしてしまう程の辛い事があったんだろう？」
ｯ!
やっぱり、気になるか……
聞かれる覚悟はしていたが、いざ聞かれると…
貴『……すみません。…過去は誰にも話すつもりは、ない…です。』
ハ「…そうだよね！ごめんね、変な事聞いて。」
貴『……でも。』
ハ「？」
貴『いつか、話さければいけない時がくるでしょう。その時は……話します。』
そう、きっと。話さければいけない時がくる。
その時は、話さなければ……
ハ「ｯ!?そうか…でも、無理はしないでね。」
貴『ありがとうございます。……あと、この傷はただゴロツキにら絡まれた時に付いた傷なので、お気になさらず。』
そう、私の目元から頬にある傷。
きっと、気になっていたはずだ。
ハ「え、そうなの!?てっきり、その傷も過去に関係するものだと思っていたよ。」
貴『そうなんですか。』
でも……
貴『何で、この傷に対して何も言ってこなかったんですか？』
そう。
この傷は、包帯を取った時には既に見えていた。
でも、誰も傷の事は聞いてこなかった。
ハ「あぁ、それは。リヴァイで学習してたからだよ。」
貴『学習とは、同じ地下街から来たリヴァイ兵士長の事で色々と聞こうとして怒られたとかですか？』
ハ「え!?何で分かったの!!?」
貴『何となくです。』
ハ「何となくで分かるんだ……凄いね。そう、Aの言う通りだよ。地下街から来た人だからって言うのは失礼だと思うけど。あまり、深探りしないようにしてるんだ。」
あ、気を使ってくれていたのか……
貴『お気遣いありがとうございます。ですが、答えられる範囲内なら答えるので。』
ハ「本当!?ありがとう〜。じゃあ、他にも聞きたi((バン！ｯ!｣
貴『ｯ!?』
突然、ドアが勢いよく大きな音をたてて開いた。
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星夜覇月(プロフ) - りんかさん» すみません、私学生なんでテスト期間が今月あるんですよ。（遠い目）でも、楽しみにしてもらっている以上は、頑張って更新していきます！ (2019年6月11日 6時) (
レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 続きがとても気になります！大変だとは思いますが、これから最新頑張ってください！楽しみにしています(*´∇｀*) (2019年6月11日 2時) (レス) id: eeeeade8b8 (このIDを非表示/違反報告)
星夜覇月(プロフ) - アイスさん» コメントありがとうございます！これからも頑張って更新していくので、楽しみにしててください！ (2019年6月9日 9時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 凄いドキドキがたまりません！頑張ってください、！！楽しみにしてます！ (2019年6月9日 1時) (レス) id: 32eaf54f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月下誠 | 作成日時：2019年6月4日 18時
