３８魚 ページ10
『どーも、Fischer'sアイスクライマーです』
今日はセカンダリ用のソロ動画。
シルクはンダホとマサイとぺけたんと横須賀に行っている。
俺の母さんの街。
地元すぎて新鮮な反応できないし、めちゃくちゃ誘われたけど丁重にお断りした。
『今日は俺Fischer'sハウスに１人なんですよ。声響くな〜…ちなみにマサイもいないんでこのマンション自体にFischer's今1人ですね。珍しい。』
今日はちょっとした検証を行いたい。
この部屋、シルクルームには恐ろしい逸話があるのはご存知だろうか。
『オーブ映ったり、不可解な音がしたり凄いんですよこの部屋。特に今撮影してるこの物置』
昼間なのになんだか薄暗い感じのするこの物置部屋。ごちゃごちゃと色んなものが置かれていて、どれに憑いているのかわからない。
『ちょっとね、ここにあるもの達をじっくり写していきたいと思います』
笑い転げるロバ、オオカミ男、既に動画に出たおもちゃ達…ひとしきり撮って最後はマネキン。
その時、触ってもいないのにロバが笑った。
『ンヒィ！…え、なんか衝撃あった？』
いや、ない。
地震でも鳴らないこのロバ。まだビーボ達のが反応する。
そして突然家鳴りも気になりだした。
『分かりますかね〜パキパキ音鳴ってるんですよ…これは寝室ですね…隣の部屋』
早めに終わらせようとマネキンを映す。
腕の外されたマネキンは分解されなんだか悲しげだ。
『………やっぱこれっぽい…』
何となく、ではあるもののしっかりこちらを見つめているマネキン。
じっくりと顔を写して後ろを振り返ると見知らぬ人影が立っていた。
『うぎゃあぁ！』
思わず飛び上がり後ずさる。
なんだなんだ！ヤバいやつか！？
人影はそんな焦る俺を見て大声で笑い出した。
「あっははは！悪ぃ悪ぃ…俺だよ！」
『ヴぁっは！？シルク！？おめー帰ってきてんなら言えよクソが！！』
「いや…んひひ…やけに真剣だから…あー、腹いて…めっちゃウケる…てかアイス泣いてんじゃん！うはははは」
『だって、マジで怖かったぞこの野郎！！』
笑い転げるシルクとロバのどアップでカメラの録画を止め、シルクに抱きつく。
顔の横でごめんごめんと謝りながらも笑い続けるシルクに、絶対仕返しすることを誓った。
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ぐるり。(プロフ) - しみずさん» んわー！しみずさんありがとうございます！無意味なパート2ですが、今後ともよろしくお願い致します(ﾉﾟДﾟ)ﾉ↑↑↑ (2018年1月13日 9時) (
レス) id: d12cac2abb (このIDを非表示/違反報告)
しみず(プロフ) - わわわ、いつの間にパート２…！！続編おめでとうございます、これからもひっそりとファンで居させてください…！！無理のなさらない程度に更新ふぁいとです…！！ (2018年1月13日 3時) (レス) id: 516966c55c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐるり。 | 作成日時：2018年1月12日 18時
