ラブコール［小森隼］2 (ページ23)

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友達以上恋人未満ページ23

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亜嵐「おはよーAちゃんと隼！」

A「亜嵐くんおはよう」

隼「亜嵐くんもうA何もしないでくださいね」

そう言いながら、今日も先に車にのって亜嵐くんと私が話せないようにしちゃう隼くん

龍友「AちゃんAちゃん」

後ろの席に座っている龍友くんから小声で声をかけられた

A「なんですかあ」

龍友「あんな、隼な事務所の中でもAちゃんの事とか、移動中Aちゃんの好きな服屋あると反応して騒ぎ出すんやで笑」

A「ええええ、隼くんそんなことしてるの？！なんな私としてること一緒で親近感がグングンくる！」

玲於「隼ツアー中Aちゃんに会えない時とかスゲー暗いしライブ中も『A来てるかもしんない』つって探してるんだよ笑誰よりもAちゃんのことが大好きなんだよ隼は」

A「わーん...もう、無理隼くんに会いたい」

亜嵐「隣にいるでしょ笑」

隼「好きだよ」

A「わーん、私も大好き」

龍友「こんなこと言ってんのに付き合ってないのおかしいやろ！」

隼「不思議っすよね」

なんで付き合ってないの？って言われるたびそうやって変に返事をする隼くん

A「ねえ隼くん好きだよ？」

隼「俺もだよ？」

亜嵐「...で？」

隼「でってなんすか笑」

玲於「からの？」

隼「ほらもうすぐ会社着くから準備して」

そう言いながらこっそり繋いでいた手を離された

A「...はーーい」

ほんと、バカ大バカ。

こういう関係、友達以上恋人未満って言うんだよってテレビでやってたなあ。

友達よりずっと仲がいいけど「恋人」っていわれるとまた少し違うのかな

なんなんだかなあ

窓を見るともうすぐ会社。

隼「そんな顔すんなよーもー笑ほら、終わったらラインして？待ってるから」

A「え、来てくれるの？」

隼「うんうん、行ってやっからそーゆー顔しないで？、ね？」

A「...うん」

なんか、もう自分でもなんでこんなに落ち込んでるのかがわからなくなってきて

車が会社の駐車場に到着して、車のドアを開け隼くんにギュって、して急いで会社に向かった

本当、恥ずかしかった

隼くんもビックリしててメンバーの方からも色々言われて。

....思い出すだけで目玉が飛び出る。

もう、帰り隼くんに会うのが恥ずかしくなってきた

ラインの通知音が何回か鳴ったあとエレベーターのボタンを押してハナちゃんに会って仕事にとりかかった