ビアンキ ページ31
*
さあ、次に京子が出てくる話はなにだったかな。
ランボはもう終わったはず。
ファミリーの採用試験も終わったのかな？
何か獄寺が山本のことすっごい睨んでたし。
それを山本は何でもないように、慣れたようににこにこしていたからもう採用試験は終わったと考えていいだろう。
今後なんかイベントとかあった？
そういえば、明日は家庭科がある。
どうやらおにぎりをつくるらしいんだけど、正直おにぎりって料理のうちに入るのかな、なんて。
今日の帰り、京子となんの具をいれるのか話していた。
どうしてそうなったのかわからないが、この学校には家庭科実習のおにぎりを男子にあげるという謎な行事があるらしい。
…ん？家庭科実習のおにぎり…？
あ、
ビアンキの話だ。
たしかビアンキが京子のおにぎりをポイズンクッキングにすり替えてツナを殺そうとして、っていう感じだったかな。
…すりかえたおにぎりはどうなるんだろう？
まさか一口も食べずに捨てるとか？それともビアンキが食べるのかな。
…京子のためにもせめて一口はツナに食べてもらいたいな。
せっかく京子が作ったんだし…。
「どうやって京子のおにぎり守ろうかな…」
次の日…
さあ今日の家庭科実習をどう乗り切るか…
「具はね、やっぱりシャケは外せないし…
あ、おはよツナ君。」
京子とおにぎりの具のことで話してたら目の前に歩いているツナを発見した。
登校時間がかぶるとは珍しいな。ツナはいつも遅いから。
京子がツナに挨拶すると、ツナは嬉しそうにしていた。大方朝から京子ちゃんに会えてラッキー！とでも思っているのだろう。
「おはよー京子ちゃん！黒川さん！」
「おはよう」
流れで一緒に登校することになった。
まって、今のツナの近くにいるとビアンキの被害を受けるのでは？
「今日家庭科おにぎり実習なんだー楽しみー！」
「へー！」
そう思ったそばから、ほら後ろからチリンチリンベル鳴らして来たよ。
ツナは心底嫌そうな顔をして急いで後ろを振り返った。
ビアンキは何やらブツブツと呟いてる。
そして横を通り過ぎる時、私達に向かってジュースを三本放ってきた。
恐らく、いや十中八九ポイズンクッキングだろう。
「だめっ！」
だがそれはツナが鞄を振り回して落としてくれたおかげで私達は無事だった。
「今の何だったの…」
「ねー？」
「な、何でもないよ！ほら！早く行こ！」
ツナに背を押されて渋々学校に向かった。
＊
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まぶぴちょこ(プロフ) - 続きがとっても気になります！是非とも続きを書いてほしいです…いつまでも更新楽しみにしています (2022年4月15日 19時) (
レス) @page33 id: 045921842f (このIDを非表示/違反報告)
アル - あれま？終わっちった？？面白い！って思いながら読んでたらいつの間にか終わってました…是非とも続きを… (2020年8月16日 1時) (レス) id: 327b6bf4ac (このIDを非表示/違反報告)
リア - あーこういうのマジで好きです。 完結しちゃってますけどもう続きは書かれないのでしょうか…それだったらとっても残念です (2019年2月19日 15時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
部久(プロフ) - 展開珍しくて面白いです。更新楽しみにしてます。頑張ってください (2017年9月4日 17時) (レス) id: 0d4f3869ed (このIDを非表示/違反報告)
アリーナ - 面白いです(o>ω<o)応援します(*´∀`*)ﾉ｡+゜*｡ (2017年5月11日 14時) (レス) id: 4a32832ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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