ツナお得意のトイレエスケープ ページ26
*
「母さん！！！」
「！！」
さっきの彼氏発言は...多分、京子に言ったんだろう。
いや、京子に言っててくれないと困る。
「いえっあのっ！」
「ゆっくりしてってくださいね。
オジャマ虫は退散するわ」
ツナのお母さんはオホホホホホと嬉しそうに笑いながら部屋を出ていった。
相変わらず明るいお母さんだ...。
「ごめん！ほんと早とちりでどーしよーもない親で！！あとでちゃんと言っておくから！」
「う...うん...」
二人とも少し顔を赤くしてお互いの顔を見ないように俯いた。
「いいじゃん、沢田。明るくて素敵なお母さんだよ。」
羨ましいなー、とツナに言うと、ツナは更に顔を俯かせた。
「そ、そうかな...
そっそうだ！何かして遊ばない！？」
少し気まずくなった空気に耐えられなくなったツナは原作通り遊びを提案してきた。
...そろそろ部屋から出ようかな。
「こいつはどうだ？」
銃を取り出したリボーンに、ツナは慌てて止めようとする。
「ロシアンルーレット」
ロシアンルーレットとは...リボルバーに弾を1発だけいれてシャッフルし、それを自分のこめかみにあてて引き金を引く、
まさに命がけの運試しである。
「やるわけないだろ！だいいち京子ちゃんと黒川さんが...」
「おもしろそーっ！！！」
「へっ」
京子の以外な一言についマヌケな声を出すツナ。
「弾はパーティ用のだ。安全だぞ。」
「あたりまえだ」
「キャーカワイイ！」
パーティ用の弾に可愛いと騒ぐ京子。
...ごめん。あれ、可愛いの？
最近の女の子の趣味は変わってるな...。
「ねえ！やろうよ！A！ツナくん！」
「...まあ、別にいいけど。」
「う...うん。おもしろそうだね」
京子の無邪気にはしゃぐ姿にデレーとするツナ。
「一番手は誰だ？」
「Aがする？」
「...私は後でいいわ。少しお手洗い借りるわね。」
「あ、はい...」
「なら、私がやる！はーい！」
「じゃあ京子」
リボーンが指名したのを最後に聞いて、私はツナの部屋から出た。
...割と自然に部屋を出れたんじゃない？
自分でうんうん、と頷いてトイレの中に入る。
トイレはやはり綺麗だ。
中で適当に携帯をつついていたら、ガシャーンやら、ドゴッや、ぐしゃっなんて音が聞こえてきた。
それから少しすると静かになった。
終わったかな...
そろそろトイレから出ようとしたら、電話がかかってきた。
「...もしもし。
どうしたんですか、了平さん。｣
*
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まぶぴちょこ(プロフ) - 続きがとっても気になります！是非とも続きを書いてほしいです…いつまでも更新楽しみにしています (2022年4月15日 19時) (
レス) @page33 id: 045921842f (このIDを非表示/違反報告)
アル - あれま？終わっちった？？面白い！って思いながら読んでたらいつの間にか終わってました…是非とも続きを… (2020年8月16日 1時) (レス) id: 327b6bf4ac (このIDを非表示/違反報告)
リア - あーこういうのマジで好きです。 完結しちゃってますけどもう続きは書かれないのでしょうか…それだったらとっても残念です (2019年2月19日 15時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
部久(プロフ) - 展開珍しくて面白いです。更新楽しみにしてます。頑張ってください (2017年9月4日 17時) (レス) id: 0d4f3869ed (このIDを非表示/違反報告)
アリーナ - 面白いです(o>ω<o)応援します(*´∀`*)ﾉ｡+゜*｡ (2017年5月11日 14時) (レス) id: 4a32832ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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