初めてのツナの家 ページ24
*
山本の事件から数日経ったある日。
今日は学校帰りに京子とコーヒー屋に行った。
京子はあまりコーヒーを飲まないけど、私は結構な頻度で急に飲みたくなるので、京子に付き合って貰ったのだった。
「私は〜...アイスティーにしようかな。Aはどうする？」
「ん〜...とりあえずモカかな。」
「砂糖とミルクは〜...」
コーヒーは飲みたくなるといっても、ブラックは飲めない。まだこの身体が子どもだから、というのもあるけど、どちらかといえば私は甘党に分類される。
いつかエスプレッソとか飲んでみたいなーって。興味はあるんだけど、なかなかチャレンジできずにいる。
飲み終わって店から出ようとすると、なにやら揉めているのか、少し騒がしかった。
「...、...迷子なら交番につれてってあげよっか？」
「何だろう？何かあったのかな？」
京子も気になったようで様子を見てみると、なにやら見慣れた姿がそこにはあった。
「こ...こらボク！！
ふざけてると店長呼ぶわよ！！」
「その方が話が早い」
そういいながら店員に銃口を向ける赤ん坊は、
間違えるはずがない。リボーンだ。
「あの子は...この前会った可愛い男の子！」
京子は素早く財布を取り出し
「私が払います。」
「！」
と、リボーンの分のお金を払った。
こういったことをすぐにできる京子を、私はとても尊敬してるし、親友として誇りに思う。
「悪いな。払ってもらって。」
「ううん。いいよ、このくらい。」
「そうだ。金返すからオレの家に寄っていけ。｣
...というわけで、ツナの家に来た私達。
私はただ付き添っただけだけど。
ここがツナの家かー...
漫画で見た通り、普通の家って感じだ。
リボーンに案内されツナの部屋に行く。
リボーンが扉を蹴り開けると、部屋の中にはリボーンのトラップに引っかかっているツナの哀れな姿があった。
「こんにちは」
京子がそう言ってツナは初めて私達に気づいた。
「ここ、ツナ君ちだったんだね。おじゃまします。」
「お邪魔します。...沢田。なにしてるの？」
「きょ!!
京子ちゃん!!?黒川さん!!??」
*
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まぶぴちょこ(プロフ) - 続きがとっても気になります！是非とも続きを書いてほしいです…いつまでも更新楽しみにしています (2022年4月15日 19時) (
レス) @page33 id: 045921842f (このIDを非表示/違反報告)
アル - あれま？終わっちった？？面白い！って思いながら読んでたらいつの間にか終わってました…是非とも続きを… (2020年8月16日 1時) (レス) id: 327b6bf4ac (このIDを非表示/違反報告)
リア - あーこういうのマジで好きです。 完結しちゃってますけどもう続きは書かれないのでしょうか…それだったらとっても残念です (2019年2月19日 15時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
部久(プロフ) - 展開珍しくて面白いです。更新楽しみにしてます。頑張ってください (2017年9月4日 17時) (レス) id: 0d4f3869ed (このIDを非表示/違反報告)
アリーナ - 面白いです(o>ω<o)応援します(*´∀`*)ﾉ｡+゜*｡ (2017年5月11日 14時) (レス) id: 4a32832ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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