"ムッキムキの筋肉脳"がお気に入り ページ17
｢大和、あのこと、ジューゴ達に言うのもダメだよな？｣
｢ああ。しゅんも言っていたようにあの兄弟を良く思っていない者もいる｣
それに、と大和は言葉を続ける。
｢噂はどこから広がるか分からないからな｣
｢そうだよなぁ…｣
｢それにしても…主任には言うべきか…｣
｢ハジメに？言った方が良いんじゃねぇの？｣
｢確かに口を滑らせるような人ではないが…しゅんとの約束も…｣
大和がムッキムキの筋肉脳で考える。
｢そういや、しゅんって誰なんだ？仮面被って…かなり強いみたいだけど…｣
｢69番君は知らなかったのか。彼はAの兄でな。春とかいてしゅんと読む｣
｢じゃあフルネームは…姫小路 春？｣
｢そうだ。仮面を被っている理由は知らされてなくてな…知っているとすればAぐらいだろう｣
｢ふーん…｣
｢ほら、13房に着いたぞ、69番君。｣
｢迷わないなんて…珍しいな｣
ロックは大和の真剣な表情を見て
(あれ？もしかして大和って…。なにか別の事に気を取られていると迷わないタイプか？)
ロックは気付く。
大和はロックが13房に入ったのを見た後真っ直ぐ看守室に向かう。
そこでロックの仮説が本物に変わった。
ーーー
｢うっちの子が…ホンットにゴメン！｣
しゅんが気絶したAを背負い、勢い良く頭を下げた。
｢いや、俺の鍛錬不足もあったし…｣
｢猿門…君いい子だねぇ…。すぐに止めに行けなくてごめん…仮面が見つからなくて…｣
｢そういえばなんで仮面なんだ？他にも止め方はあっただろ？｣
猿門がもっともな疑問を口にする。
｢え、だって…なんかワンちゃんとかっていきなり視界を奪われると落ち着いたりするイメージあるし…｣
｢Aはペットか！？｣
その時、キョロキョロと辺りを見渡していたリャンが呟いた。
｢あれほど暴れていたのに…全然物が壊れていないな…｣
｢あ、それはAの本能的なものだろうね。この子、一応修理部だからっ｣
一度言葉を切ってAを抱え直す。
｢あんまり南波刑務所を壊すといつか発狂して叫び出すかもね？｣
そう言って意地悪く笑ったしゅんに看守二人の顔が青ざめた。
囚人達は不思議そうに首を傾げる。
しゅんはその笑顔のまま自分の部屋に戻って行った。
ーーーー
次回は新年大会の囚人ご褒美time！
個人的にはニコのゲーセンを書くのが楽しみ。
実はゲーセン行ったことないの。嘘だと思ったでしょ？
本当なんですよぉ！
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nonano - ももみんぐさん» 返答遅れてすみません。NLとはノーマルラブの略称で男×女の恋愛の事を言います。どうしてノーマルかは知りませんが、そんなような意味です。詳しく知りたいのであれば、Wikiが強いと思います。 (2018年7月27日 20時) (
レス) id: cab78264ef (このIDを非表示/違反報告)
ももみんぐ - nonanoさん» スミマセンm_mNLって何なんですか?私の頭脳ではわかりきることができません。教えてください! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 0ea9927a0f (このIDを非表示/違反報告)
nonano - 私アニメといろいろ混ざってる。そして頭の中で原作とアニメの内容の自動改ざんが行われている。くれぐれも気をつけてください(＞Σ＜) (2018年7月21日 21時) (レス) id: cab78264ef (このIDを非表示/違反報告)
nonano - ほのぼのも、好きですけどね。なんかそういう周期が来るんです。 (2018年7月8日 20時) (レス) id: cab78264ef (このIDを非表示/違反報告)
nonano - 悩みは蒸れることだと。 (2018年7月8日 19時) (レス) id: 4feee8d9e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nonano | 作成日時：2018年4月2日 16時
