珈琲八杯。 ページ9
貴女視点
「嗚呼 ____ なんて素敵な女性なんだ !!
その髪の毛、吸い込まれそうな瞳 !! そして白く細い手 !!
嗚呼 、私と是非心中して頂けないだろうか !! 」
何故か黒髪の彼 ( 話しに聞く限りだと恐らく太宰さん ) は私の手を握ってそう謳う 。
「止めてください、彼女が困っています。」
「えっ 、あ、いや 、」
そんな彼を安吾さんはぺし、と叩く。
もう私はどうしたら良いのか。
「すまないな、太宰と安吾が迷惑掛けて。」
「太宰君はともかく、僕が迷惑をかけている、というのには異論があります。」
そうか、すまない、と赤髪の彼は真顔で述べた。
なんだか安吾さん、愉しそうだ。
「嗚呼 、そうだ、珈琲 、丁度いれたてなんです。
今持ってくるので椅子に座っていてください。」
そう言えば彼等は嬉しそうに、目を細めた。
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レナ(プロフ) - 完結おめでとうございます。バットエンドだったのですが涙がでてしまいました。とても意味が深い小説でした。これからもがんばってください。 (2016年10月24日 17時) (レス) id: 06bf2f6e81 (このIDを非表示/違反報告)
氷菓。(プロフ) - 沖田ふれあ@名前戻したさん» 実は、この小説は最初からバッドエンド、と決めていたんです。えぇ 、えぇ ( !! ) 是非、読ませて頂きます !! (2016年10月17日 16時) (レス) id: 150760e981 (このIDを非表示/違反報告)
沖田ふれあ@名前戻した - 氷菓。さん» こちらこそです。まさかあんなラストだ何て……。驚きました。えと、俺の書いてる小説も時間が有るとき見ていただけないでしようか?『探偵社所属、カップルの日常』と言うのなのですが…………。宜しければお願いします! (2016年10月16日 20時) (レス) id: 381ffeb3d6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 安吾!! (2016年10月16日 17時) (レス) id: ab5963e87e (このIDを非表示/違反報告)
はるる - コメント失礼します。安吾さんの描写に胸が張り裂けそうに……続きが気になるお気に入りの作品です!更新頑張って下さい! (2016年10月15日 22時) (レス) id: 76800349e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷菓。 | 作成日時:2016年10月1日 19時