7.目を合わせてみてそれは ページ7
「Aちゃん…シッマ…」
「あの…ロボロさん…助けてくれませんか…」
朝。
廊下からすっごく聞き覚えのあるうるさい声が聞こえる。
隣からは申し訳なさそうなロボロ君の声が聞こえる。
運悪く二人は昔からの友人らしくぽろっとロボロ君が私のクラスを先輩に漏らしてしまったらしい。
大丈夫、君は悪くない。
「ご、ごめんなほんと…」
「うぅん、大丈夫…」
ついでに教えてもらったけど私のスカートめくった変態はゾムさんと言うらしくて2日でバスケ部退部してそのまま2年になっても部活に入らない問題児()らしい。
「A 〜 !こないなら入るな 〜 !!失礼しま 〜 す!!!」
「ぎゃぁぁあ!!くるな!!!くるなぁぁあ!!!!」
「なんやと!!失礼な奴やな!!!まぁええわ!!!今日部活見学くるよな!!!な!!!!」
「くっそ人のパンツ見やがってふざけんなこの野郎!!!」
「おい仮にも先輩やぞ!!それに俺見てないやん!!見たのゾムやから!!!」
「見たのと一緒じゃないですか!!」
ざわざわと周りが騒がしくなる。
下田、先輩にパンツ見られたらしい。
なんかすげぇ言い合ってる。
あの人サッカー部の先輩じゃない?バシバシシュート決めちゃうあの人。
めっちゃイケメンじゃん。
ヒェッ。
最悪、恥ずかしすぎる…!
「シ、シッマ、勘弁したったらどうですか…」
「勘弁もなにもなぁ。あ、時間や。また後でくるな!じゃーなー!!」
ま だ く る ん で す か。
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氷菓。(プロフ) - 紅月さん» ありがとうございます!コネシマさんは好きな女性にはわりと心あると思っておりますので…! (2018年4月8日 12時) (レス) id: b88cedb558 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 - とっても好みな小説でした!相手のことを思ってるコネシマが好きです( ˙-˙ ) (2018年4月8日 10時) (レス) id: b978a7b95f (このIDを非表示/違反報告)
拳で抵抗する桐生(プロフ) - あぁ^〜コネシマ好きぃ^〜 (2018年1月17日 9時) (レス) id: 730bab422c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷菓。 | 作成日時:2017年12月29日 13時