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｢よし、これで受付完了ですね。審神者様。こちらを｣
そして、ブレスレットのようなものを手渡された。
話を聞くとこれは自分の情報を入力しているものだそうで、会議室などに入る際や、もう一度政府に入る時に必要なものと説明された。
無くしてしまった場合は再発行.......なるほど、ゲーム版の引き継ぎコードのようなものか。
そこから私たちはエレベーターにまた乗り、5階の会議室へ移動する、もう既に私以外の審神者の3人は着いているようで私が最後なようで申し訳なくなった。
審神者は何分前行動が基本なのだろう。
｢清光、光忠は大丈夫？緊張とかしてない？｣
｢そう言ってる主が緊張しちゃってるんでしょ？｣
｢え゛、バレちゃってた…？」
本丸にいる時よりも顔がかたいもん、と言われながら頬を少し撫でられる。
仕方ない事だとは自分でも思う。今から会うのは同業者の審神者であり、きっと私よりも年上の人ばかりだろうから。
「よし。主、手繋ご！緊張してるなら、これで落ち着くかも」
「お恥ずかしながらお言葉に甘えて...良ければ光忠も一緒にお願いできる？｣
｢え、僕も？｣
光忠も！と強請ると一緒に手を繋いでくれた。
もし手を繋いでいるのが両方とも背の高い刀だったら連れ去られる宇宙人のような姿になってるかもしれないが、清光がいるお陰でなんとか回避だ。
また不思議なものをみるような目で鈴木さんが見てくる。
何が悪い事でもしたのかな、と考えてみても特に思いつかないので考えることをやめた。
｢審神者様は刀剣男士様達と仲がよろしいんですね｣
｢.......このくらいが普通じゃないんですか？｣
｢いえ、俺の予想と少し違ったものだったので...、大丈夫ですよ｣
何が少し違ったものなのかと聞いてみればやんわりと話を逸らされた。一体どういうことだってばよ。
鈴木さんに案内されながら迷路のような道を歩く。
1人だと完全に迷いそうだと思ったらどうやらブレスレットからマップも見ることが出来るそうだ。ハイテクハイテク。
様々な説明を聞きながら会議室に着いた。
ここを開けると私と同じ審神者が3人いるということ、つまりこの前あの会場にいた人の生き残りとも言っていい人達がいる。
｢さぁ、開けますよ｣
そう言って鈴木さんは扉を勢いよくあけた。
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風来(プロフ) - ふわなさん» コメントありがとうございます☺️週1〜2更新という頻度ですがこれからも楽しんでいただけるように頑張りますね！ (2022年6月28日 9時) (
レス) id: 8908671b11 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - とっても面白いです！1から本丸を作るっていう小説を探してたので助かります…！！これからも更新頑張ってください！応援してます！！ (2022年6月27日 12時) (レス) @page15 id: 71a4ce2144 (このIDを非表示/違反報告)
風来(プロフ) - 蝶姫さん» こちらこそ待って頂いて本当にありがとうございます！のんびり更新していきますのでどうぞ楽しみにして頂けると嬉しいです🙏 (2022年6月2日 11時) (レス) id: 8908671b11 (このIDを非表示/違反報告)
蝶姫(プロフ) - 再開ありがとうございます。本当に楽しみにしてました。更新頑張ってください。 (2022年6月2日 9時) (レス) @page11 id: 6ea3febf15 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - 初めまして！この作品、とっても面白いですね！すぐ好きになっちゃいました！更新頑張ってください！ (2020年2月1日 14時) (レス) id: 9576963819 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風来 | 作成日時：2020年1月6日 19時
