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着いた場所は薄暗いショッピングセンターの地下の駐車場のような感じだ。
しかし違う点があるとすれば、車が見た目からでも十分に分かるほどの高級車だらけで、気持ち少しだけ怖気た。
ここの車だけでいくらするんだろう、と呑気なことを考えながら誘導されるがままエレベーターに乗る。
もの珍しそうに清光達は周りを見渡す。正直に言うと、めちゃくちゃ可愛い。
チン、と軽やかな音と同時に1階に着く。ドアが開くとそこにはまるで高級ホテルのロビーかのようなとても広い場所に着いた。
天井にはキラキラと輝くシャンデリアや椅子、ホログラムのテレビなどが飾ってある。
ちなみに光忠がわぁ…と小さな声で呟いたのを私は聞き逃さなかった。
ふと視線を移すと政府の人と思われる人達もいて、忙しそうにバタバタと動いている。やば、普通に大変そうだな。
｢受付をしますよ。こちらです｣
鈴木さんの後ろをついて行き、受付の人に私の審神者名と初期刀の名前を告げる。
ちらり、と受付の隣を見るとホログラム式のパソコンのようなものを打っている人、いや刀に物凄く見覚えがありすぎて目を見開いてしまった。
｢(もしかして...いや、もしかしなくてもあれは監査官ちょぎ.......！？)｣
確かに最初は政府の刀としていたということは知っているけど。もう顕現してたんだ！？
余りにも驚いてしまったようで隣にいる清光から不思議そうな顔をされたので慌てて気持ちを抑える。やばい、知っていると知れたら面倒なことになるだろう。
横目でもう一度長義くんと思われる刀をみる。
うん、あれはまさしく長義くんだ。少し視線を広げてみるとその隣にいる黒髪に赤メッシュはまさしく肥前くんだろうし、間を挟んで隣には水心子くんもいる。
私しかこの姿をした子があの山姥切長義や肥前忠広、水心子正秀などの所謂政府刀ということを知らないので、不思議な気持ちだ。少し特別感があってときめくものがある。
ぱちり、と蒼色の瞳とあってしまった。
慌てて小さく礼をするとふわり、マスク越しに微笑んでくれた。少しときめいたのは隣にいる清光には秘密で。
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風来(プロフ) - ふわなさん» コメントありがとうございます☺️週1〜2更新という頻度ですがこれからも楽しんでいただけるように頑張りますね！ (2022年6月28日 9時) (
レス) id: 8908671b11 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - とっても面白いです！1から本丸を作るっていう小説を探してたので助かります…！！これからも更新頑張ってください！応援してます！！ (2022年6月27日 12時) (レス) @page15 id: 71a4ce2144 (このIDを非表示/違反報告)
風来(プロフ) - 蝶姫さん» こちらこそ待って頂いて本当にありがとうございます！のんびり更新していきますのでどうぞ楽しみにして頂けると嬉しいです🙏 (2022年6月2日 11時) (レス) id: 8908671b11 (このIDを非表示/違反報告)
蝶姫(プロフ) - 再開ありがとうございます。本当に楽しみにしてました。更新頑張ってください。 (2022年6月2日 9時) (レス) @page11 id: 6ea3febf15 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - 初めまして！この作品、とっても面白いですね！すぐ好きになっちゃいました！更新頑張ってください！ (2020年2月1日 14時) (レス) id: 9576963819 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風来 | 作成日時：2020年1月6日 19時
