【刀剣乱舞】 0 【政府編】

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｢はわ...政府ってすご...｣

権力の力を見た気がした。


___政府編、開始。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
遡ること3時間前



｢それじゃあ皆、手を合わせて｣


｢｢いただきます！｣｣

当番の青江の号令で一斉に食べ始めた。

本日の朝ご飯
オリジナルトースト
ふわふわ卵のトマトスープ

の二品である。

因みにデザートにフルーツヨーグルトもある。

私はチーズトーストで、他の子達はそれぞれ選んで乗せていた。薬研は目玉焼きトースト、青江はピザトースト、いまつるちゃん達の小さい短刀ズはハニートーストをおすすめしたら、美味しそうに食べている。


｢大将、きちんと朝飯食ってくれよ｣

｢ふふ、ありがとう｣


心配してくれる薬研が可愛いなぁと思いつつ、今日の予定を頭に入れていく。ぱくり、とトーストを食べるとチーズが伸びる伸びる。

わぁ、と短刀達から声が聞こえた。


食べ終わると、今日の本丸の予定と出陣の話をした。

｢今日はお出かけだから、遠征だけをお願いしておくね｣


遠征はいまつるちゃんと小夜くん、そしてお留守番組は青江、薬研、秋田くんにした。


｢それぞれがしなきゃいけないことが終わったら、好きなようになんでもしていいからね｣



｢わぁ、それじゃあ遠征から帰ってきたら、一緒に本丸探検しませんか？｣



｢いいですね！さよもいっしょにいきましょう！｣



｢うん、わかった｣


時代も元の主も違うのにも関わらず、微笑ましい限りの仲の良さだ。
そして全員が食べ終えて、洗い物をしようと食器を片付けようとすると青江と薬研がまぁまぁと私の手を止めた。


｢洗い物は僕達に任せてくれないかい？主たちは早く準備をした方がいいんじゃないかな｣


｢加州の旦那にべっぴんさんにしてもらうんだろ？｣


｢青江、薬研.......ふふ、ありがとう！任せておくね｣


まだ3日しか経っていないのに、うちの刀はとてもいい子たちである。
なんだか母親みたいな感覚になるけれど、あくまでもこの子達は刀であることは忘れてはいけない。


｢それじゃあ、部屋に移動しようか｣

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