人形が0 ページ1
桜の舞う季節。とある、可愛らしい兎達のレッスン中の事__。
「お前ら!休憩だぞ〜」
その中心にいるのはリーダーである仁兎なずな。
それに返事をしたのは勿論、メンバーである3人。
まだ結成して間もないユニット、Ra*bitsは3年生が1人、1年生が3人なので唯一3年生である、なずなが3人を引っ張っていけなければいけない。
「あ、そういえば、この前面白い噂をきいたんだぜ!!」
「噂...ですか?」
特徴のある口調をした1年、光は思い出したように言った。
それに反応する1年生2人。
俺が1年生の時も噂話とかも結構あったな〜としみじみに思い出す3年生。
「んで、その噂話って何なんだ?」
「最近、外を歩いてたりすると、何処からか目線を感じて、その目線のほうをみてみると、等身大のアンティーク人形みたいな女の子が窓からみてるって話なんだぜ!!」
アンティーク人形、そう聞いた なずなは思わず彼らのほうを向く。
「あ、それなら僕も知ってます!
確か、軽音部の部室の近くに行くと、時々ふわふわしたお洋服を来た女の子が部室にはいっていく、とか言ってました!」
それに続けて創も噂話を言った。
「ん?俺が聞いたのは演劇部で使う衣装の女子用のドレスが時々女の子が取っていくって話なんだけど?」
「ん〜、不思議なんだぜ...」
どの噂を聞いていても、それはあいつに違いないとなずなは思った。
彼女は今どうしているのだろうか__。
そう思えば今ここにいる事の罪悪感が彼を攻める...。
「......ごめんな、A」
「ん?に〜ちゃん今何か言いましたか?」
「ううん!なんでもない!
じゃあ、レッスンの続き始めるぞ〜!」
彼女への罪悪感を消すように、わざと大きな声で言うなずな。
その光景を_____。
『...なずな』
彼女が見ていた事は、誰もしらない。
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桜光 - すみません私だけかもですけど、絵 が見れない(;・д・) (2019年1月23日 20時) (レス) id: c1c7fb77d9 (このIDを非表示/違反報告)
kaimo(プロフ) - えぇ、続きはぁー? (2018年8月2日 16時) (レス) id: 23cc89f77e (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - いや、完結してないでしょ!夢主ちゃんとなずニャンどうなるねん! (2018年3月25日 20時) (レス) id: 11a946e9bb (このIDを非表示/違反報告)
蓮城桜2(プロフ) - この感じからしてまだ完結してないのかな?勘違いだったらごめんなさい!更新頑張ってください! (2017年12月21日 18時) (レス) id: bfea0b4b67 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん(プロフ) - おぅふ…いいねー!この時が来るのを待ってましたー!友達もおすすめキてきまーす! (2017年8月26日 19時) (レス) id: d4b62537e4 (このIDを非表示/違反報告)
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