【HQ】おれたち最強宣言【男主】 (ページ6)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:29,566 hit

最強そのごページ6

・

１セットして、みんなのポジション変更にも慣れてきた

"次はもっと良く動けそうだ"

そう思っているのは俺だけではないはず

だからあえて、音駒に聞こえる声でこう言った

『有生くん、このセット５点以上取られたら明日は倍メニューでいいわ』

有生「言うと思ったわ」

そう言って有生くんが笑うと、一瞬で空気が変わる

…おーおー、怖い怖い

こんなピリピリした空気はあんまり好きじゃないけど、楽しい試合になりそうだから良し

音駒をバカにしている訳じゃない

でも、自分たちに枷を付けることで俺らはまだ強くなれる

その為なんだ

紘斗「もー…。動かんといけんくなったがん！！」

郁弥「いや動けよ」

『倍メニュー嫌だったら決めろよー』

眞飛偉「ねぇ、ブロックってどうやるん？」

大空「あんなー、ビュッて飛んでバシッて止める」

眞飛偉「おっけ」

『１セット目どうしとっただいや』

眞飛偉「え、打ってきたとこで手伸ばして飛んでた」

陽葵「これだから背ぇ高いやつはよぉ…」

ピリッとした空気に変わったはずなのに、いつも通りの会話のゆるさ

ねぇもうちょっと緊張感持って。

とか思うけど、これが城兎だからな

静かだったら逆にきょーとい(怖い)わ

黒尾「…俺たちは血液だ滞り無く流れろ酸素を回せ『脳』が正常に働くために。行くぞ！」

「「「アすｯ!!!」」」

『…俺らもする？』

紘斗「しねぇよ」

辛辣すぎかよ

いいじゃんか、音駒の青春感すごいがん

俺らも真似したいがん

…はぁ

大空「おい紘斗、Aがだるくなったがいや(だろ)」

紘斗「え、俺のせい？」

陽葵「お前以外おらんだろ」

紘斗「えー…しょうがないなぁ。ほらはよ言え」

『頑張るぞ～』

「「「おー」」」

紘斗「…ショボッ」

聞こえてんぞコラ