#4 おはようっ!!/// ページ5
――朝・・・
「ちょっ!!やばい!!遅刻じゃん!!」
ドタドタと
階段を駆け下り
すぐさま下駄箱へ行って靴を履く
サッカー部の朝練に間に合わないよ;;
やけくそで走ろうと
玄関の扉を開けると
案の定誰かとぶつかる
一瞬フラッとしたが体制を整え
とにかく一礼して
「ごめんなさい…前見て無かったので…」
と言う
「あれ…?三宮?」
「ぇ…?」
はい,なんでしょうかこの少女マンガのような展開は;;
まさかまさかの隼総先輩です
高鳴る鼓動
聞こえてないよね...?
「あのさ,」
「は...はいっっなんでしょうか!!!」
「ココって
御前の家?」
は
・
・
・
・
ぃ
・
・
・
・
・
?
「いや〜御免御免
てっきり星降の家だと思ってた」
・
・
・
・
脱力…
期待してた私が馬鹿みたいじゃないか…
「まっ,ついでに一緒に行くか?」
グッと親指を通学路の方へ向けた
「ぁ...よ…宜しくお願いします!!」
ぺこりとお辞儀すると
「前から思ってたんだけど堅苦しいの禁止」
嬉しかった...
ちょっとでも恋人みたいな感じする
「……!!隼総」
勇気だして名前を読んでみた
前まで先輩呼びだったから
慣れないなぁと思いながら…
すると
「よし,行こうか」
ニコッと微笑んで
ゆっくり私と同じペースで歩き出した...。
ラッキーアイテム
革ベルト
12人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:闇月 紅葉 | 作成日時:2011年7月27日 20時