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7「はよーございます」
俺が球場についたころには、もうほとんどみんな揃っていた
7「(珍しいな、ギータが早いなんて)」
いつもは遅刻寸前のギータが、今すぐ試合にいけるような雰囲気を醸し出していた
…それに今日は妙にウキウキしている
9「なーーあーーけんたーーまだーー???
俺さっきからずっとライン送ってんのにー、全然返信こんのやけどーーー」
6「うるっさいな、Aちゃんも用事があるんだよ」
7「(Aちゃん…?)」
一瞬俺の頭に幼少期の頃に遊んだ女の子の顔が浮かんだ
7「(懐かしい名前だな…俺小学校のとき、まだ幼稚園くらいだったもんな)」
『あきらくんをまもれるようになるね!』
7「(うわ、俺幼稚園の子に守るって言われてたのか、恥ずかし)」
心の中で1人で騒いでいると
6「あ、ついたって」
9「え!ほんとか!!
あ!ほんまや!きとる!」
Aちゃーーーーん!と叫びながらでて行ったギータに健太も遅れてついていった
5「なんや、ギータ騒がしいな」
7「あの人が騒がしいのはいつものことでしょ」
晃の言う通りだなーと内さんが苦笑いしていた。
36「Aちゃんっていう、ドームの近くのBARで働いてる子、今日招待したんっすよ」
1「ドームの近くの?そんなのところあったっけ」
36「ちょっとわかんにくいところにあるんで、昼はカフェだし」
5「へ〜!今度みんなで行こうや!」
みんなが騒いでる中、牧原はあ、しまった。といった顔をしていた
いや、どんだけ可愛いんだよ、その女の子
くだらねー
そう思いながら練習の用意をした。
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それは練習の最中だった
突然腰に違和感を感じた
7「(怪我…?いや、はりがでてるだけか)」
今日はあいつの命日だから、なんとしても出たい
しかし違和感はそれだけではなかった
何か見られてる気がする
そりゃ見られる職業だから当たり前だけど、なんだかいつもと違った
7「(いや、気のせい…だよな)」
そう思い込まして試合が始まった
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7「体が……だるい……」
9「晃、なんじゃその動きは。
いつもより数倍とろいぞ」
7「…わかってる」
ギータの言いたいことはわかってる
あんまりノロノロ動いてたら変えられるってことだろ
わかってるよ、そう思って打席に立った
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るかわ(プロフ) - 作者のるかわです!前のアカウントにログインできず、別のアカウントで続編を作成しています!https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ohtnnkmr1/ (2020年6月21日 22時) (レス) id: 98036951f0 (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - 夢の人さん» ありがとうございます!テストとスランプを乗り越えて更新します! (2020年1月13日 17時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
夢の人(プロフ) - 初コメです!おもしろいです!続きがみたい.........! (2020年1月4日 3時) (レス) id: 65275ecd7a (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - けーんーたーさん» ほんとですか…(歓喜)ありがとうございます(泣)更新頑張ります! (2019年9月17日 21時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - いつも読んでますー!今までの全部面白いです! (2019年9月17日 14時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るかわ x他1人 | 作成日時:2019年9月10日 16時