◇◆ Have a sweet time ◆◇ (ページ34)

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◇◆After Talk◆◇ ( 一途な想い人 ) ページ34

付き合って３ヶ月

王子様だと思って付き合った彼は

実はとんでもなく彼女に甘々で、俺様なヒトでした

潤くん午前の仕事終わった?昼飯行かない?

Aまだ仕事が終わらないので、今日は遠慮しときます

潤くんなにその塩対応

Aだって本当のことですもん。
Aっていうか、さっき潤くんだって隣のデスクの女の人にランチ誘われてたじゃないですか。

ムカついて俯いたまま潤くんにそう送ると
向かいのデスクからトントンとボールペンを叩く音がして、思わず顔をあげたら
潤くんが私のことを見つめながら意地悪くニヤけていた

潤くん.....なに?如いてんの?
潤くんそれ言ったらお前だってさっき同僚の二宮とかいう奴に口説かれてただろ

Aもしかして、.......ずっと見てたんですか?

少し嬉しくて緩みきった顔を潤くんの方へ向けると
彼は眉をひそめてかったるそうな顔をした
それなのに耳は真っ赤(笑)

潤くんああ、悪いかよ

A変態。ド変態。

潤くんおい!!!言葉には気をつけろ!!
潤くんつーかそんなこと言っていいわけ?

Aえっ

潤くん今夜たっぷりいじめてやるから

「ま、つもとさんっ！！」

むず痒くなって思わず彼の名前を呼ぶ

「どうした？佐々木さん？」

こ、こいつ.....！！！
しらばっくれた顔してまたその視線をスマホへ落とした

潤くん昼飯パスして俺に変態とか言う子にはお仕置きしないとね?
潤くん今日、家の鍵お前のデスクの引き出しに入れとくから絶対来いよ

今夜も彼に、翻弄されそうです。