72話 ページ18
坊ちゃんの部屋で話すことになった。
シ「で?話とはなんだ?」
坊ちゃんのほうから話を
切り出された。
貴『お話というのはなぜ私があの時
あそこにいたのか、
使用人をする前はどこにいたのか、
という話です』
シ「ということは思い出した、ということか」
貴『はい、お時間をいただくことに
なりますがよろしいでしょうか?』
私の人生を話すのだから長くなるだろう
シ「構わない、話せ」
貴『ありがとうございます、では
お話しさせていただきます』
私は今までの事を話し始めた。
私は病院を経営している家に生まれた。
大きな病院なのでお金持ちといえば
そうだった。
父、母、兄、妹といった家族構成で
仲の良い家族だった。
しかし私が8歳のとき、母が病で
死んでしまった。
母の死を一番悲しんだのは父だった。
父は自分の部屋に篭ってしまい、
そんな状態が何日か続いたがある日私達の
部屋にきた。
とても数日前まで悲しんでいたようには
見えない笑顔で。
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理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年6月27日 14時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - 面白いですね!更新楽しみに待ってますね! (2015年2月7日 16時) (レス) id: a22eaf5910 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 | 作成日時:2014年12月10日 19時