32.数日じゃないか ページ33
朝。学校に来た私は、職員室にいた。
その理由は、退部届をもらう為だ。
その理由としては、自分がバスケをやるせいで仕事に支障が出る。ということだ。
先「もうやめるのか?入って数日じゃないか」
貴「はい。やはり、色々と忙しいので」
はい。部活をやっていたら気が緩んで良守が死にそうになったので。とは言えないので、
適当に言葉を濁しておく。
貴「では、もう行きますので。ありがとうございました」
職員室を出ると行くのはやはり、屋上である。
そしてそこですることと言えば……
貴「ふぁ〜。ねむ」
昼寝だ。まさに、サボり。と言うか、昼寝以外にすることがあるのだろうか?
ゴロンと横になると早速寝息をたて始めた。
昨日の夜は、ずっと極限無想に入っていたためいつもより疲れた。
そのため、数秒と経たずにAは夢の世界へ……
青「……い。お……い!……おい!!」
貴「む……」
数分後。青峰がやってきた。
青峰よ。貴様もさぼりに来たんだろう。さぼりに来たことなど報告しなくてもいいから
さっさと昼寝すればよかろう。私を起こすんじゃない。
と、思いながら目を擦る。そして、文句を言いかけたところで意識が覚醒してきた。
そして、気付いたことが一つ。青峰は、サボりに来たのではない。
これだ。青峰は、けしてサボりに来たのではなく、Aを呼びに来たのだ。
しかし、私の言う言葉は一つ。
貴「青峰。お前だけで行け。私は寝る」
青「はあ!?なんでだよ!!お前連れてかないと俺がヤバいんだよ!」
無駄に大きい声で叫んでくるが、Aはいたって普通の声で、
貴「眠い。だから寝る」
青「俺だって寝みいよ!!」
貴「知らん」
そう言って、Aは青峰に背中を向けて寝ようとする。
それを黙ってみている訳はないので、青峰はA抱え上げようとした。
貴「む。降ろせ」
目を少し開けてAが言うが、青峰は
青「理由がないと駄目だ」
と言って降ろす気配がない。ふむ……
貴「じゃあ、なんで理由がないと屋上で寝てはいけない」
質問してみる。これは最初から思っていたことだ。
青「赤司が怒るからだ」
いや、そこは教室で寝ないと煩く揺り動かされるので眠ること開出来ないから。だろ!
貴「別にいい」
どこか意識の遠いところではそんなことを思っていたが、今は軽く無想状態に入っているため、
顔には出ていないはずだ。と言うか、今Aの顔は無表情な感じだ。
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光(プロフ) - アリスさん» 返信遅くなってすみませんm(__)m ☆ありがとうございます! 頑張ります! (2015年5月21日 21時) (レス) id: 5b7ea31224 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - おもしろかったです!☆も押しときました。頑張ってください! (2015年5月11日 19時) (レス) id: 2183a249ad (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 楪さん» コメありがとうございます!続編思いつけば書きたいと思います。 (2013年4月9日 18時) (レス) id: 5b7ea31224 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 雪村優香さん» ありがとうございます^^ちょっとスランプ気味ですが頑張ります! (2013年3月20日 23時) (レス) id: 5b7ea31224 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 神作!!だなんてΣ(゚д゚;) ヌオォ!?ありがとうございます!!更新がんばります! (2013年3月18日 11時) (レス) id: 5b7ea31224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光 | 作成日時:2012年12月30日 21時