第８話 獄寺隼人、一生の不覚 ページ15
昼休みなう。
４時間あの獄寺隼人の視線に耐えきった俺は、チャイムと同時に中庭へ逃げ込んだ。
やはりここには人があまりいない。落ち着く。
精神的なダメージの大きい俺には嬉しい。
ぶっちゃけ、あれは恋する純情乙女の視線だ。
視線って人を殺せるんだね。
綱「…本気であれは何だったんだ、呪いか？」
獄「いや、あれは俺の愛です！」←
綱「何か降ってきたァァァア!!!
そして律儀に気色悪い答え出してきた!!」
弁当を広げようとしたら、窓から飛び降りたらしい獄寺隼人が落ちてきた。馬鹿だコイツ。
綱「うん、今の行動も含めて何なの君？
敬語とか愛とか本気で何？
これじゃ殺し合いフラグ立たないじゃん!!」←
獄「いいえ、もう戦うつもりはありません。
…本当の貴方を知ってしまったから……。」
うつむく獄寺隼人。
…ごめん、今の雰囲気はシリアスじゃなくてギャグだから早く話してくれ。
獄「…初めは、こんな生ぬるい国で育ったモヤシ野郎がボンゴレ十代目とか、マジ片腹痛いわとか思ってたんです…。」←
綱「それ言っちゃダメじゃね？モヤシ野郎とかマジ片腹痛いとか言っちゃダメじゃね？」
獄「…でも、貴方はそんな人じゃなった…!!」
綱「俺のツッコミはスルーか。いいけどさ。」
俺の言葉が空気であるかのようにスルーする獄寺。どうした、反抗期か？
けど、と言葉を続けた奴は顔を輝かせて俺を見つめる。ごめんキモい。←
獄「あの告白してきた男を軽くあしらい、
激しいアッパーをかます勇姿を見て思いました。
貴方以外に俺が仕えるべき人はいないと……!!」
綱「うええ君のボスの認め方が謎だわ。」
獄「ボンゴレ十代目、俺、貴方に命を捧げます!!」
最後の最後まで俺のツッコミを無視した獄寺は、ひざまずいてそう宣言した。
うん、ツッコミを無視された事以上の不満がある。
綱「ちょーっと訂正してほしいなぁ……。」
そう言いながら、俺は獄寺君の前に立ち、
不敵な笑みを浮かべた。
＿コメント返し＿＿＿＿＿＿
霙様
腹筋崩壊…!?そこまで言って下さるなんて…
感激です!!
これからもっと面白くするつもりなので、 夢霧をよろしくお願いいたします。
アオイ様
私もあります、電車内で吹き出しそうになること 。言っていただけて嬉しいです！
更新頑張ります！
第8.5話 続・獄寺隼人、一生の不覚→←初のコメント返し 本編とは関係ありません
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花屋白夜 - 腹筋崩壊しすぎてヤバス☆〜（ゝ。∂）応援してます。がんばってください。 (2015年4月18日 10時) (
レス) id: 40d86a9120 (このIDを非表示/違反報告)
コジマジック(プロフ) - ヤバいほど面白かったです！！ 遅い時間に見てるので、笑い声が…響いてます(笑) (2014年5月8日 22時) (レス) id: 565b618db4 (このIDを非表示/違反報告)
∪(プロフ) - 久々に読み返してみたけどやっぱり面白かったです!続編も見てくるかな。 (2014年1月20日 19時) (レス) id: c320ff91cf (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - はじめまして＾＾あの、質問(？)とゆーか雲雀さんがアンケート募集の時に言ってた《ベッドの中で優しく教えてあげるよ》ってなんでベッドなんですか？？ すみません、ちょっと気になったから聞いてみただけです！！すみません;; (2013年7月31日 19時) (レス) id: 2fd132bfac (このIDを非表示/違反報告)
夢霧 - ねこモナカさん» 第三弾でもコメ下さいましたよね？ありがとうございます!!友希、いいです嬉しいです!! (2013年7月26日 18時) (レス) id: d5cda6c467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢霧 | 作成日時：2013年6月26日 1時
