【歌い手】双子の歌い手は正反対なようです

第43話　月 ページ46

hit数246hit、本当にありがとうございます！
お気に入り登録8人、評価5も！赤メガネと発狂してました←
面白い話が書ける様に、これからも頑張ります！

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楓side

坂「うわーっ、美味しそー！」



昼下がり。

天月と司が買ってきた具材で料理。焼きそばを作ってる

皆で作るとか久々だわ。


彼「もーらいっ」

ま「あーっ、そらるさん駄目ですよぉ！」

焼いていたお肉を彼方がひょいっと箸で掴んで食べる。



···あれ、そこ4人色気凄いですね←

海に入って濡れたからか。

奏「？楓、どうかした？」

ずっと黙りこくっていた私を見る。

···イケメンだな、くっそ←

でも、玲音ちゃんからあんな事を聞いたから普通に接する事が出来ない訳で。



『い、いや、何でもない···』

つい目を逸らしちゃう。




「「「「できたっ！」」」」

できたって言いながら何もしてな人いたけどね←



そんな事をぼーっと考えていると、天月の声で我に返った




天「先輩ー、食べないんですか？凄い勢いで無くなってくんですけど」

『え！？うそんっ←』

男子高校生の食欲って凄いんだね。

私の分が無くなる！

お皿に焼きそばを取っていると、玲音ちゃんが皆の勢いにおされて食べられてない事に気づいた。


『玲音ちゃん、ちょっとお皿貸して？』

玲「え？あ、いいですよ」

渡されたお皿に焼きそばを盛り付ける。



『はい！さっきから食べれてなかったでしょ？w一杯取って良いんだよー』

そう言いながらお皿を返すと、ありがとうございます！と目を輝かせた。

···貴方は天使なんですか、そうなんですね、うん←

そんな玲音ちゃんを微笑ましげに見ながら、奏の事を考える今日この頃。

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