三話 ページ3
A「何の用でしょうか。」
………一目惚れしたって,私のキャラは変わらない。
沖「さっき桂がいるって言ったの,アンタですかィ?」
A「あぁ……はい。私です。」
……あーどうしよう。この人カッコいい///
心の中ではこんな事考えてるけど。
沖「………逃げられやした?」
あー,江戸ッ子口調ですか////
ヤバい。ドストライクです////
ってアレ……?
沖&A「アンタ/貴方…どっかで見た事あるような…………」
ん?まてよ…
このサラサラな栗色の髪…
クリっクリの瞳………
この声……
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A「沖田君……………………?」
自然と出た,その名前――――
いや,まさかね。
だって母上が言っていたもの。
沖田君は死んだんだって。
沖田君は私の幼馴染み。
小さい頃,沢山遊んだ。
だけど…私の家があまりに貧乏で……
私は,9歳の時に…
将軍家のお姫様,そよ姫様の使用人となった。
………うん。今もそうなんだけど。
それで,江戸で暮らし始めて何年か経って…
長い休暇を得た私は,故郷へ帰った。
両親とたくさん話して………本当に楽しかった。
……しかしある事が気になった。
沖田君がいない…。
沖田君の姉の,ミツバさんはいたけど――――
沖田君はいなかった。
母上に沖田君に会いたいと言うと……
すごく悲しい顔をされた。
そして突然知らされたのだ。
私の大切な――――――………
幼馴染みの死を……
何故死んでしまったのかは…教えてくれなかったから知らないけれど……
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沖「何で俺の名前知って――――――――って……………あぁぁぁっ!!」
A「ビク…っ」
突然,目の前の男が叫ぶ。
沖「A………ですかィ…?」
…………え?
A「い……生きてたの…?」
沖「…は?」
A「しっ……死ん…だって……聞いた……か…ら…」
沖「………え?;」
お互い混乱状況の中,
私の頭の中で,ある言葉が繰り返された。
『私の初恋相手は,
亡くなったと思われていた幼馴染みでした……。』と。
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yy(プロフ) - とても面白いです! (2014年3月18日 20時) (レス) id: 33752735c8 (このIDを非表示/違反報告)
miku - 更新頑張れ!応援してるから! (2013年10月21日 10時) (レス) id: 369bce4573 (このIDを非表示/違反報告)
剣豪チワワ(プロフ) - 俊介さん» そうそう有真ですwwwすごーい!奇跡…www (2013年8月31日 15時) (レス) id: ac5158c4e2 (このIDを非表示/違反報告)
剣豪チワワ(プロフ) - 銀凛@宿題ピンチ…さん» ありがとう^^マジで頑張る!w (2013年8月31日 15時) (レス) id: ac5158c4e2 (このIDを非表示/違反報告)
俊介 - 剣豪チワワさん» yの部分には有真が入りますよね?……彼と付き合う気はないんですか? (2013年8月24日 0時) (レス) id: 7a6dd45421 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣豪チワワ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/
作成日時:2013年8月21日 18時