私の/俺の、初恋相手。１０

初恋ーおけぃ？ ページ37

　


A:(・_・



(寝れなかった。


一睡もできなかった……)










朝、来てしまった。

目をつむっても全くだった。




仕方なく起き上がる。





A:「はぁ……


だめだ。もう起きて事務所に行ったほうがいいや」





足が今日は駄目みたいで、車イスに乗ろうと手を伸ばす。



そして、急ぎでしたくを済ませ、静かに出ていく。






(ｶﾞ……ﾁｬﾝ……








太宰:「……行っちゃったな」






起きていた。







……










事務所に着く。




(ｶﾞﾁｬ……




A:「おは……」




中島:「ギャァァァァァ！


おはようございますおはようございます！」







明らかに昨日を引きずる敦くんが……。








A:「あれは気にしないで……


林檎に躓いただけなの。何もないの。おけぃ？」






真顔で威圧。





中島:「ぁ、ﾊｲ・・・」

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