○第2訓 認めないけど、興味は湧いたから__ ページ4
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Aside
吉「貴女も、良ければ寺子屋に来ませんか?生活なら私の元で暮らせばいい」
A「!!? は……?お前、何言ってんだ?」
人斬りを家に住まわすっていうのか?普通の奴の考える事じゃ無い……
A「へぇ……今すぐに斬りかかってきても
可笑しくない人斬りを家に住まわすって言うんだ? かなりの変わり者だね?」
吉「貴女は……いや貴女も弱い己をただ守っていただけ……
これからは弱い己を正し、そして何か大切な人や物を護る為に刀を握るといい(微笑」
!!! 何か大切な人や物を………【守る】___?
大切な存在………ついて行けば作れるのか…………?
A「………お前は……変だな___
けど……愚かでは無い………私みたいに汚くないね……
まぁ………認めないけど興味は湧いたし
お前のいう【銀時】って奴や他の奴らのことも気になる。
ねえ、本当にその【寺子屋】とやらに連れてってくれるの?
おもしろそうだし、連れて行ってほしい」
それに、さっきから この男が私と似ているという【銀時】って奴も
この男自身にも興味は湧いたし………見てみたくなった
吉「ええ、もちろんですよ(微笑)きっとあなたも銀時のことは気にいると思いますよ」
正直、人を斬る時の感覚は何回やっても気に入らない
血に塗れる手を見るたびに吐き気がする
感情は無くとも感覚、体が拒否しているらしい
それなら、この案に乗らない訳がない
まあ人を斬らずに済む生活にありつけたし、面白そうなものも見つけたられた
今日は色々と不思議で さらにツイているようだ___
なんて 下らない事を考えていたら
スッ_____
私の目の前に大きな手が差し出された
その先を辿ってみると先程の男が微笑みながら
その大きな手を差し出していた
私には親と過ごした記憶など、まったく無く
差し出された手に どう対応すれば良いのかと戸惑ってしまっていたら
ギュッ____
その大きな手は優しく私の手を握ってきた
その手の温度はとても暖かく、初めて知った【温もり】と言うものだった
この時、ほんの少し胸の奥が暖かくなった様に感じたのは
今は……気のせいと言う事にしておこう
○第3訓 寺子屋に着くまでの会話 その姿は親子__→←〇第1訓 人斬り鬼と呼ばれる少女……その名は_____
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のん(プロフ) - 絵が上手ですネ!情景が分かりやすいですo(^▽^)o (2015年8月4日 17時) (レス) id: 836f975100 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - 面白かった!! (2015年8月2日 14時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - 絵可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可(( (2015年8月2日 14時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - 本当にゴリラだけどいいこと言ってるよな!!ゴリラだけど!! (2015年8月2日 14時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 絵可愛い (2014年9月14日 16時) (レス) id: eaea5ba8d8 (このIDを非表示/違反報告)
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