〇第18訓 彼女の武器………まだ何も……返せていない___ ページ20
【回想 続き】
A「前に教えた桜族の能力なんだけど、桜族は1人1人1つ自分の
武器を自由自在に操る能力を持つんだ!私の場合はコレ!!」
そう言って手首の小さな【チェーン】が付いた
ブレスレットのような物をオレたちに見せてきた
桂「ん?ブレス…レット……か?それが武器なのか??」
高「けど、ブレスレットなんかじゃ敵も切れないし倒せないぜ?どうするんだ?」
A「私の此のブレスレットは輪の部分が武器じゃなくて
この輪に付いてる短く小さい鎖が武器で、桜族の操る能力には種類があって、私の場合
大きくしたり、小さくしたり……他にも枝分かれ……まあ本数を増殖させたり
刃を出したり、もちろん長くしたり短くしたりするのも可能なんだ!!
こうやって自由自在に動かすことも出来るよ♪」
そういうとAは鎖を少し大きくしてオレたちの周りを
囲むようにウネウネ蛇のように動かした
A「まあ、壊されたりしたら身から離して武器自体に休息を
1週間くらい与えると治るんだ、まあ簡単に言うと【命を持つ生きる武器】って
感じかな?桜族は謎ばかりなんだよね、私にとっても」
その時の苦笑していたAの表情は今でも覚えてる
【回想 end】
そして、今のAは蒼い色の瞳、鎖を自由自在に操れる
怒りで周りが見えていない………
いつものAじゃない___
そう思っていたらAの背後から幕府の奴らが近付いてた
〜銀時side end〜
銀「あっ……!?A、後ろ………!!」
A「………うん、気付いてるよ……」
そういうと刀を一度しまって両手を地につき、倒立すると
背後から近付いてきた二人の幕府の人間の顔面を蹴り、倒れかけたところで刀で体を裂く
A『先生………!!行かないでよ…………!!』
ダッ
Aは倒れた幕府の人間の刀を持った、Aは二刀流でもあるのだ
そして、もうかなり遠くを歩く松陽を追いかけ、行方を塞ぐ者たちを切り捨てる
A「……ってよ………待ってよ…!!まだ……っ
まだ何も返せてないよ……!
私だけ……!私たちだけ貰ってばかりで返せてないよっ……!!!
だから……っ!!
だから…!待ってよ…!!先生ぇ!!」
そう悲痛に叫びながら走るAの目からは涙が溢れてポロポロと零れていた
………だが運命とは残酷なものらしく、少女の望みさえも裏切ってしまう___
〇第19訓 失うことを強いられた少年少女___→←〇第17訓 夜兎の血と桜族の血___天人と人間のハーフ
141人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のん(プロフ) - 絵が上手ですネ!情景が分かりやすいですo(^▽^)o (2015年8月4日 17時) (レス) id: 836f975100 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - 面白かった!! (2015年8月2日 14時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - 絵可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可(( (2015年8月2日 14時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - 本当にゴリラだけどいいこと言ってるよな!!ゴリラだけど!! (2015年8月2日 14時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 絵可愛い (2014年9月14日 16時) (レス) id: eaea5ba8d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ