47cm差です2【江口拓也】

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貴方side.








揺れを感じて目を覚ますと車の中だった
あれ…さっきまで皆で呑んでたはず…

顔を上げて隣を見るとえぐが窓の外を見ていた
窓に映るえぐと目が合うと振り返って笑顔を向けてくれた









江口「起きた？」

貴方「ごめん…寝ちゃってた」

江口「相変わらず酒弱いな笑」

貴方「えぐが強すぎるんだよ！」









私別に普通だし！えぐが強すぎるだけ！
でもそういえば私っていつもお酒飲んだら寝ちゃってるな…そういう体質なのかな？









貴方「送ってくれてありがとう！」

江口「おう！」









ふらふらな私を心配して部屋の前まで送ってくれたえぐにお礼を言って部屋に入ろうとした時腕を掴まれた









貴方「どうかした？」

江口「あのさ…」

貴方「うん？」

江口「…」

貴方「？」









何か言いたそうだけど何も言わないえぐを不思議に見つめているとゆっくりと口を開いた









江口「俺とAってただの同期だよな…？」

貴方「えっ」









何それ？どういう事？
ただの同期だよなって…そうじゃないの？
私はもうえぐをただの同期だなんて思ってないけど
でもそんなこと言えるはずない









貴方「そう…だよ？」

江口「だ、だよな！ごめん！変な事聞いて！…じゃあまた明日な」

貴方「う、うん！また明日…」









頭をかきながら笑うえぐに手を振って部屋の中に入った



なんでそんな事聞くの…
逆にえぐはどう思ってるの







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