47cm差です2【江口拓也】

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江口「ぶっかぶかだな笑」


貴方「…」







もう自分の家に帰ってる時間もないので上だけえぐの服を借りたがぶかぶか過ぎて笑われた








貴方「やっぱり帰る！」


江口「帰る時間ないし我慢してこれ着て…笑」


貴方「…笑うな〜〜〜！！」


江口「ごめんごめん笑」








なんでこんな大きいの！
はぁ…でも昨日起きなかった自分が悪いし貸してくれるだけでも有難く思わなくちゃか









貴方「ありがとう…」


江口「どういたしまして、俺も着替えてくるからちょっと待ってて」









そう言って寝室へ戻るえぐを見てもう一度自分の格好を見直した
大きすぎる。オーバーサイズファッションが流行ってるとは言えいくら何でもこれは大きすぎるな…

ふと袖を顔に持って行って鼻に近づけた









貴方「えぐの匂い…」








いい香り…って何してんの！変態臭い！
…でも少しくらいいいよね









江口「A」


貴方「わああああああああああああああ！！！」


江口「なにうるさ」








後ろからえぐに名前を呼ばれて心臓が飛び跳ねた

危ない見られるところだった…
気を取り直して振り返ると上半身裸のえぐを見てまた声を上げた









貴方「ぎゃああああああああああああああ！！！」


江口「うるっさ！なんだよさっきから！」


貴方「何で服きてないの！」


江口「あ、そうそう。そこにかかってるシャツ取って」








そう言って指さす所に目を向けるとハンガーに服が掛かっていた

言われた通りハンガーから服を取ってえぐを見ないように顔を背けながら差し出した









江口「さんきゅー」








本当にこいつは…！デリカシーをどこに置いてきた！
いくら同期だからってねえ！

ドキドキとうるさい心臓を落ち着かせようと抑えていると私の顔を覗き込んでニヤニヤ笑うえぐと目があった









江口「なーに照れてんの」


貴方「っ…はあ〜！？！？照れてません〜！！」


江口「顔赤いですけど」


貴方「暑いだけ！！」


江口「今12月だっつの」








くそ〜〜〜！！！ムカつく〜！！

ていうか裸見たくらいで取り乱す自分が恥ずかしい…








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