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良平「香織」
香織「…」
私達の会話を黙って聞いていた良平さんが名前を呼ぶと肩をビクッとさせて俯いていた
良平「悪かった」
香織「…」
良平「あの時俺がちゃんと言うべきだった。まだ子供だったし何も言ってこない香織に甘えてた」
香織「…あの時私が行動してたらまだ私の事好きでいてくれた？」
貴方「…」
確かに、香織さんが良平さんに声をかけていたら良平さんはまだ香織さんの事好きだったかもしれない
良平「…それでもきっと同じ結果になってたと思う」
貴方「！」
香織「…」
良平「あの時別れてなくても俺はAに惹かれていたと思う」
貴方「良平さん…」
良平さんの言葉が嬉しくて涙が溢れそうになったけどグッと堪えた
そんな風に思っててくれてたんだ
良平「香織の言う通り俺達の関係を良く思わない人がいるかもしれない。それでもやっぱり俺はAと一緒にいたい。この先何があるか分からないし上手くいく事ばっかじゃないと思う、でもAとなら何だって乗り越えられる気がするんだ」
良平さんは私の隣に立つと私の肩に手を置いて視線を合わせると優しく微笑んだ
良平「俺はAが好きだ」
貴方「良平さん…っ」
良平「沢山傷つけたし沢山泣かせちゃったけどもう絶対に大切にするって決めた。生涯かけて幸せにするよ」
その言葉に堪えていた涙が溢れる両手に口元を抑えた
ずるいよそんな事言うなんて…
せっかく泣かないようにって我慢してたのに…っ
香織「ごめんなさい」
私に深く頭を下げる香織さんに顔を横に振った
貴方「大丈夫です、もう気にしないで下さい」
香織「…怪我させるつもりは無かった。ただ来ない良平くんを待ち続けて傷付けば良いって思って…本当にごめんなさい…！」
貴方「…」
香織「これで許されるなんて思わないけど…私の事気が済むまで殴っていいから！」
貴方「わかりましたじゃあ1発だけ」
西山「えっ、ちょ、」
香織さんの言葉に遠慮なく肩を回すと焦り出す皆を無視して目をギュッと瞑る香織さんのおでこにデコピンをした
香織「…えっ」
貴方「これで許します！」
キョトンとしている香織さんに笑顔を向けると顔を俯かせて小さい声でまた謝ってくれた
悪いと思ってくれているならもうそれでいい
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はっとり(プロフ) - 葉月さん» 葉月様、コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！これからもよろしくお願い致します！ (2021年3月25日 15時) (
レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - サチさん» サチ様、コメントありがとうございます！そう言って頂けて何よりです(T_T)本当にありがとうございます！これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します！ (2021年3月23日 23時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - キュンキュンのオンパレードで悶え死にました。語彙力どっか行った(あ、いつもなかったわw)もうほんと無理、最高すぎて心臓がもたないです(/ω＼*)ありがとうございます！！(？) (2021年3月23日 22時) (レス) id: 0f0e3cb25d (このIDを非表示/違反報告)
サチ - 続投すみません。かなり大変かと思いますが、頑張って下さい！この続きも楽しみにしています！ (2021年3月23日 22時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)
サチ - お疲れ様！はぁ…もう最高です(//∇//)なんどキュン死したことか…本当にこの２人が元に戻って良かったです(泣)いつも思うんですが、本当に素敵な作品を作られると思います！何作が同時進行されているのに、どれもちゃんと違っていてキュンキュンするし… (2021年3月23日 22時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はっとり
| 作成日時：2021年3月3日 21時
