子供扱い禁止！3【木村良平】

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良平「好きだからこんなに心配すんだよ…」


貴方「りょう…へいさん…」








突然の言葉に頭が追いつかなくて混乱していたけど自然と涙が止まらなかった
ずっと聞きたかったセリフ。








良平「ごめん…いっぱい傷つけてごめんな」


貴方「…」


良平「俺バカだからどうしたらいいかわかんなかった。Aの為って思ったけどどんどん空回りして結局Aの事傷つけた」


貴方「良平さん…」


良平「さっきもうAに会えなくなったらって考えたらすげぇ怖かった…俺にはAが必要なんだって思った。だから…」









一言一言を真剣に語る良平さんに鼓動がうるさかった

私だって良平さんが必要だよ…！
どんなに傷つけられたって良平さんじゃないとダメなんだもん



良平さんはゆっくり体を離すと私の頬に手を添えた









良平「もう一度俺の彼女になって欲しい」


貴方「っ…当たり前です！私はいつだって良平さんの彼女に戻る準備してたんですから！」









私の頬に手を添える良平さんの手に自分の手を重ねて涙を流しながら訴えた


やっと…やっと良平さんの彼女に戻れる
また良平さんの隣を歩ける


それが何よりも嬉しくて涙が止まらなかった









貴方「もう1回ちゃんと好きって言ってください…っ」








もう一度しっかり聞きたくて良平さんを見つめるとさっきまでの焦りの表情は無くなり今度はふわりと優しい表情で言った









良平「好きだよ」


貴方「っ…私も…！私も良平さんが好きです…っ」








溢れる涙を拭いながら必死に伝えるとゆっくりと顔が近づき唇が重なった









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