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鍵をかけて部屋に戻ると裕一郎くんがソファに座って寛いでいた






梅原「帰った?」


貴方「うん」


梅原「おいで」






隣をトントンする裕一郎くんにゆっくり近づいて隣に腰を降ろした








梅原「今日はありがとうな。大変だっただろ?」


貴方「ううん、楽しかったよ」


梅原「そっか、じゃあ頑張ったAちゃんの為に今日は何でもしてあげるよ」


貴方「な、なんでも?」


梅原「うん」







何でもか〜…そう言われると迷うな
裕一郎くんにして欲しい事…







貴方「じゃ、じゃあ頭撫でて欲しい…です」


梅原「いいよ」







少し恥ずかしくて俯きながら言うと優しく頭を撫でてくれた
大きい手に暖かい温もりがとても心地よかった








梅原「後は?」


貴方「えっと…じゃあギュッてして下さい…」


梅原「おいで」







腕を広げる裕一郎くんの胸に飛び込むと後頭部に手を添えて優しく抱きしめてくれた
ドキドキしながらも裕一郎くんの背中に手を回した
この大きな背中と匂いが大好きなんだ








貴方「裕一郎くん…」


梅原「ん?」


貴方「………キスして欲しいです」







ボソッと呟くと身体が離れ裕一郎くんの顔がゆっくり近づいてきたのを確認して目を閉じた


唇が触れると思ったらおでこにチュッと口付けられ思ったのと違くて目を開けると若干口角をあげた裕一郎くんが私を見つめていた









梅原「なに?」


貴方「キス…」


梅原「うん、キスしたよ?」


貴方「…」


梅原「ちゃんと言わなきゃ俺わかんないよ?」







私の頬をそっとなぞって言う裕一郎くんを見て胸がギュッと締め付けられた

もう…わかってる癖に…っ








貴方「…………口にして下さ…んんっ」







なんとか伝えると言い終える前に唇が重なった

一瞬の事で驚いたけどすぐに受け入れて裕一郎くん肩に自分の手を添えた







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はっとり(プロフ) - みゅうさん» そうなんですね!機会があればぜひ買ってみて下さい!!とっても素敵が詰まってます♪ (2021年4月3日 3時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - はっとりさん» 私も梅ごよみを買おうとしたんですがアニメや声優様に捧げてしまい飛んでいきました‥。。。諭吉さまがいらっしゃった時私も売り切れてなかったら私も買おうと思います! (2021年4月3日 2時) (レス) id: e995a5d617 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - みゅうさん» みゅう様、コメントありがとうございます!たろりにすと本当に最高でしたね!つい最近梅原さんの写真集の梅ごよみも買ったんですけどそちらも最高でした(;;) 小説も読んでくださりありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願い致します(^ ^) (2021年4月3日 1時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - すみません誤字りました、、小説家ではなく小説、と訂正させていただきたいです。 (2021年4月3日 1時) (レス) id: e995a5d617 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - すみません、お話と関係ないのですが「たろりにすと」私も買いました!ほんとやってましたねぇ是非買ってない方に買っていただきたい! それと小説家いつも楽しく読ませていただいています!頑張ってください! (2021年4月3日 1時) (レス) id: e995a5d617 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はっとり | 作成日時:2021年2月1日 14時

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