Ｎｏ．１２ ページ12
A「わー…中も広いわ…」
轟「そりゃそうだろ、プロが教師だからな」
雄英のすごい事の１つがそれだ
教師がプロヒーローなのだ
そりゃプロになりたい生徒が多く来る事だわ
「おい」
A「ん？」
轟「どうした？」
A「いや…とどろん呼んだ？」
轟「いや呼んでない」
「こっちだ」
後ろを振り向くとそこにはボサボサの男の人が立っていた
うわぁ…どう見ても生徒じゃないし、先生でも…ないよね？
不法侵入？いや雄英に侵入出来る人はそうそういないか
A「えっと、何ですか？」
「石屑Aだな？」
A「は、はい」
「お前の試験会場はこっちになってる、付いて来い」
A「は、はい」
轟「…またな、A」
A「うん、またね、とどろん」
やっぱりこの人ここの先生なのか？
でもこんなヒーロー見た事ないんですけど
それにしてもやる気なさそうだなぁ
「ここだ」
A「…はい？」
あの、"校長室"って書いてあるんですけど…
私の試験会場は校長室なのですか？
いやいやいや、普通はないでしょ
とりあえず入る
A「失礼しまーす…むっ？」
目の前に現れる光景
それは…癒しだった←
「連れてき((
A「かーわーいーいィィィィィィ！！！」
「…は？」
私は椅子に座っていたハムスターを抱きしめた
何この可愛さ！
本当小さいものって可愛いわ
A「うーん…もふもふ！」
ハムスター「ふふっ、大胆な受験生だね！」
A「…むっ？」
「おい離れろ、石屑。その人が"校長"だ」
A「…。」
マジですか？←
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