Ｎｏ．１１ ページ11
いろいろ会ったけど無事私は雄英高校に来れた
え？入学？
違う違う！
今日は試験の日なのですよ
うーん、広ーい
轟「おい、A、離れるなよ」
A「試験の時くらい別々に行こうよ」
轟「試験になったらな？」
A「はぁ…」
まぁ、いつもの事だからしょーがないよね
しっかし本当に大きいな、この学校
「おぉ！ここが雄英高校！素晴らしい！！」
彼も同じ推薦者なのだろうか
つかはしゃぎ過ぎ
「ん？んんん！？君！君も受験生なのか！？」
A「え？あぁ、はい」
「そうか！そうか！君もか！」
テンション高いなぁ
何でこんなに高いの？
試験って緊張するもんじゃないの？
いやこの人が元々こういう性格だから？
それにしても厄介な人に捕まったわ
「日本で一番すごいヒーロー校！ここに受かれば夢も叶うよな！」
A「まぁ？」
あれ？何か一緒に行く感じ？
まぁ、別に構わないけど…
「君もヒーロー目指しているんだろ！？そうだよな！俺も…」
轟「邪魔だ」
A「え、ちょっ、とどろん！？」
とどろんは急に私の腕を掴み引っ張って言った
あの人と(一応)話してた途中なのに…
ほらボーッとしてんじゃん！
A「あのー、ごめんねー？」
一応謝っておこう
うん、謝るのって大事だよね
轟「ここにいる奴らはみんな敵だ、分かってるな？」
A「とどろんも？」
轟「俺は唯一の仲間だ」
A「何その設定」
試験になれば敵になるのは仕方がないやん
それにしても一体どんな試験内容なんやろ
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