【黒子のバスケ】"偽"ヤンキー少女の事情＊第２部

偽ヤンキーちゃん…６２ ページ22

すごく真っ暗だ


何であたしはこんな所にいるのでしょう…









『最近Aちゃん怖くない？』


『うん、分かるー！何か睨んできてるよね？』


『私たち何もしてないのにねー』


『まさか性格ってあんなんだったの？嫌だわ〜』









違うよ、？


本当のあたしは、違う…


ただみんなを見てた、だけだよ…


睨んでなんか、ないよ？









『あいつ不良に手出したって！』


『やっぱりそういう奴だったか！』


『おい、見んなよw殺されっぞ？ww』


『ヤッベww』









違う、それも違う！


あれはあたしが絡まれてっ…


何で…なんで誰も本当のあたしに気付いてくれないの？














『お前大変だったんだな』


『いや…俺も勘違いしてたし…その俺も見ての通り柄悪ィから最初勘違いされてよー

そっか…お前もそんな感じだったのか！

何か悪ィーな…俺も周りに影響されてたわ！』


『信じるか信じないかは俺が決める』














あぁ…あなたはあたしに手を差し伸べてくれた…


けどやっぱりダメなんですっ…


やはり光であるあなたに手を伸ばしてはっ…















コンコンッ＿＿









A「んっ…？」









扉から音が聞こえる…


穂花…？









「入っていいっスか？」


A「だ、れ…？」


「黄瀬涼太っス…」


A「…え？」









何であなたがここに居るんですか…？

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