【銀魂】今宵、月が照らすのは___ (ページ9)

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第１０話「知りたいだけ」ページ9

土方「やめとけ、そのうちの2人は今だに攘夷浪士だ」

A「はい、聞いてます

　あと残りの２人、いえ、1人の行方が分かりません

　きっとそいつ全てを知っています」

沖田「なら家政婦なんてやめて俺らと真選組やれば？」

土方「総悟！？」

近藤「お前何言って…」

沖田「Aさんの実力なら他の奴らよりも強い

　Aさんもパトロールしながら探せる」

近藤「だ、ダメだ！女性に危ないことを！」

土方「つかウチは女性禁止だ！！」

沖田「家政婦雇ってる時点でアウトだろィ」

土方「それはてめぇが勝手に…」

A「あの、可能なら探したいんです」

土方「はぁ…てめぇはそいつらを探して殺してぇのか？」

A「いえ、そんな考えはありません

　ただ真実を知りたいだけです…」

　そう、真実だけ知れればいい

　それが今私が生きる意味だから

土方「…明日だ」

A「へ？」

土方「明日会わせてやる」

A「会わせるって…まさかどこにいるか知ってるんですか！？」

土方「お前が探してる行方知らずの1人をな」

A「白夜叉、ですか…？」

土方「あぁ」

　あいつを知ってる…

　ようやく掴めた

　一番会いたかった男

　ようやく、ようやく会えるのね

土方「総悟、明日の仕事はもう1人の女にやらせとけ」

沖田「分かりやした」

土方「A、お前も明日準備しとけ」

A「はい！ありがとうございます！！」

　ここまで探してて良かった

　これで全てが分かる

　そしたらここからも____