第30話「居場所」 ページ29
A「月光戦姫…姉の葵の事ですか」
江戸川「あぁ、そうだ」
A「何故姉の場所を?」
江戸川「探しているからだ」
どうやら姉が死んだ事を知らないようですね
さすが土方さんたちです
A「私も知りません、もう何年も会ってないんです」
江戸川「嘘を付け、探しているのだろ、お前も!」
そう来ましたか
まさか私が母を探しているのを姉の葵だと誤解をしている
A「私が探しているのは母親です
姉は数年前に会ってからそれきりです」
江戸川「口を割らないつもりか?」
A「嘘はついてません」
江戸川「そうか…ならお前には一緒に来てもらうしかないようだな」
A:!!
まさかここで暴れるつもり!?
でもそんな事したらこの人が損するだけ
敵陣で暴れたりしたら…
バッ___
ギュッ___!!
A「なっ!?」
「暴れないでね、お姉さん」
江戸川「遅いぞ」
「ごめんって」
仲間がいた!?
これは糸…くっ、動けないっ…
「さて、騒がれても困るし、早くここから逃げましょ」
江戸川「そうだな」
ここでこいつらを逃す事が一番の失態…ならば
A「てき((ギュんっ!?」
「叫ばないでよ?面倒じゃない」
江戸川「このまま連れてくぞ」
まずいまずいまずい!
このままじゃ本当に連れてかれちゃう!
この状態じゃ隠してる剣も取れない!
何か…
江戸川「考えても無意味だ、吉田A
何をしても俺らからは逃れられない」
「このまま連れて行かれてね、お姉さん」
A「…っ」
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