story…85 ページ35
慎司「さぁ、そろそろ離れようか、赤司くん」
A「あっ…///」
赤司「別に構わないじゃないですか、慎司さん」
慎司「ダメだ!」
ヘリコプターに乗って5分くらいだろうか
私たちはずっと同じこと大勢でいた
ちょっと恥ずかしい…
慎司「はぁ…けど助かったよ」
赤司「いえ、これも鳳が用意してくれたので」
巴「親友のピンチでしたからね!」
A「ありがとう、巴」
巴「当たり前だよ!」
そう言って今度は巴が私を抱きしめた
慎司「これから何処に行くんだ?」
赤司「東京です」
慎司「東京!?お前の実家にか?」
赤司「いえ」
A「一体何処に…」
巴「紅緒家だよ」
2人:!!?
慎司「え!?」
A「ど、どうして…」
赤司「会いたいんだろ?」
A「でも急に行ったら…」
赤司「…今回、君たちの救出に協力してくれたのが紅緒家だ」
A「え?」
赤司「と言っても、このヘリコプターの着陸を紅緒家が引き受けてくれた
今、紅緒家全員、君が来るのを待ってる」
私を待ってる…
"A"
A「いっ…!」
慎司「A!?」
赤司「どうした!?」
A「なん、か…」
『必ず戻ってきて…あなたは私たちの希望の光、大切な娘なのだから』
『私たちの可愛い娘、A…いってらっしゃい』
A「あっ…」
私は涙を流した
思い、出した…
全てではないけど、あの人たちは私の本当の…
赤司「A…?」
A「征、私…早くお父様とお母様に会いたい…本当の両親にっ…」
赤司「あぁ、早く行こう」
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