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「そこ!動け!」
「違う!もっと素早く出だ!」
放課後
結局私はバスケ部へと来てしまった
いや連れ出されたというべきか
巴「洛山高校のバスケ部は強豪校なんだよ!
まぁ、去年3人も強い選手が入ったから余計よね」
A「そうなの」
巴「ほら!あそこにいる人!あの人が私の従兄弟!!」
彼女が指差す方に1人の男の人がいた
A「いや聞いてないから」
巴「バスケ界で有名なんだよ!無冠の五将って言ってね!
キセキの世代と渡り合える強い人たちの称号なんだよ!」
A「キセキの世代…?」
巴「あっ!それも知らない?
キセキの世代って言うのはね
同じ年、同じ学校、同じ学年に10年に1人の逸材が5人も集まったことから"キセキ" と呼ばれ人たち!
その1人が…あの赤司くんなんだけどね」
A:!!
あの人、強い人だったんだ
まぁ、私には関係ないけど
「マネージャー希望?」
巴「はい!」
A「いえ、私は…」
巴「二人ともそうです!」
「そう…とりあえず今からテストやるからこっち来て」
巴「はい!」
A「いや、だから私は…」
巴「ほら!やるよ!」
__________
A「…。」
「おぉ…」
「あの子マネ希望の子でしょ?」
彩綾「えぇ」
「めちゃいいじゃん!助かるじゃん!」
彩綾「…そうね」
巴「A!すごーい!なんでこんなに出来るの!?」
A「見ればなんとなく出来るわ」
巴「最強かよ」
結局そのままテストを最後まで受けてしまった
巴「合格おめでとうー!!」
A「なんでこうなるの…」
巴「いやー!あれで不合格はないでしょ!
これで晴れてバスケ部マネージャーだ!」
A「いやなりたくなかったから… 」
巴「大丈ー夫っ!入ったら気持ち変わるから!私も受かったし一緒に頑張ろうよ!」
A「無理、私放課後は忙しいの
あなただって知ってるでしょ?家庭教師だけじゃない
いろいろやらなきゃいけない事があるんだから」
巴「うーん…よし!分かった!私に任せて!!」
A:??
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