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story…10 ページ10

「そこ!動け!」


 「違う!もっと素早く出だ!」





 放課後


 結局私はバスケ部へと来てしまった


 いや連れ出されたというべきか





巴「洛山高校のバスケ部は強豪校なんだよ!

 まぁ、去年3人も強い選手が入ったから余計よね」


A「そうなの」


巴「ほら!あそこにいる人!あの人が私の従兄弟!!」





 彼女が指差す方に1人の男の人がいた





A「いや聞いてないから」


巴「バスケ界で有名なんだよ!無冠の五将って言ってね!

 キセキの世代と渡り合える強い人たちの称号なんだよ!」


A「キセキの世代…?」


巴「あっ!それも知らない?

 キセキの世代って言うのはね

 同じ年、同じ学校、同じ学年に10年に1人の逸材が5人も集まったことから"キセキ" と呼ばれ人たち!

 その1人が…あの赤司くんなんだけどね」


A:!!





 あの人、強い人だったんだ


 まぁ、私には関係ないけど





 「マネージャー希望?」


巴「はい!」


A「いえ、私は…」


巴「二人ともそうです!」


 「そう…とりあえず今からテストやるからこっち来て」


巴「はい!」


A「いや、だから私は…」


巴「ほら!やるよ!」





__________





A「…。」


 「おぉ…」


 「あの子マネ希望の子でしょ?」


彩綾「えぇ」


 「めちゃいいじゃん!助かるじゃん!」


彩綾「…そうね」





巴「A!すごーい!なんでこんなに出来るの!?」


A「見ればなんとなく出来るわ」


巴「最強かよ」





 結局そのままテストを最後まで受けてしまった




巴「合格おめでとうー!!」


A「なんでこうなるの…」


巴「いやー!あれで不合格はないでしょ!

 これで晴れてバスケ部マネージャーだ!」


A「いやなりたくなかったから… 」


巴「大丈ー夫っ!入ったら気持ち変わるから!私も受かったし一緒に頑張ろうよ!」


A「無理、私放課後は忙しいの

 あなただって知ってるでしょ?家庭教師だけじゃない

 いろいろやらなきゃいけない事があるんだから」


巴「うーん…よし!分かった!私に任せて!!」


A:??

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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎 , はっち   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:はっち | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年10月26日 1時

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