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story…34 ページ34

赤司「白鳥、さっきの所見ていたか?」


A「はい」


赤司「なら僕の足りない所とか分かったか?」


A「そんなの分かるわけないじゃないですか

 バスケについてまだよく理解してないんですから」


赤司「分からなくても君自身で感じたことを言って欲しい」


A「気付いたって…さっきより体力落ちてきて少し出遅れてるとか…」


赤司「そう見えたのか?」


A「いや勘違いかも知れないし…」


赤司「いや君がそう感じたならそうなのだろ

 やはりもっと体力をつけた方がいいか…体力トレーニングのメニューを考えなくてはな」


A「この合宿で?」


赤司「あぁ、自主練でな」


A「練習以外でも自分でやるの?」


赤司「足りないところがあったら補うべきだろ」


A「た、確かにそうね」





 運動も日々行う事と似てる


 自分がダメだと思受け事を頑張って勉強し、覚える


 今まで考えた事もないけどそうなのね





赤司「僕の自主練に付き合うかい?」


A「自主練なのでしょ?なら1人やった方がいいんじゃないかしら?」


赤司「いや君が居てくれた方が伸びる気がする」





 案外彼と話してみて分かったこと


 別に嫌いなタイプではない


 逆に分かるところが多かった


 互いの家が仲悪いから今まで私自身も敵対していたけれど、彼の言う通りみたいね


 これは私が間違っていたわ





赤司「ならご飯を食べた後に玄関前に集合しよう、外で軽くやりたくてね」


A「…分かった」





 合宿初日、無事に終わった


 他校との合同なんて初めてだけど、やはり他の所とやると自分たちとの流れが違う事に気付きます


 他人と自分を比べて、その人の良いところを吸収する


 その為の合同合宿


 確かにタメになる事だと思う






巴「どうしたの、A?疲れた?」


A「少しだけ疲れました」


巴「だよねー、他の所とやるって倍周りを見なきゃだもんね!今日は早く寝よー…よし!お風呂行こう!」


A「先入っててくれる?私少し出てくるわ」


巴「え?どこに?」


A「ちょっとそこまで」


巴「えっ、ちょっ!」

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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎 , はっち   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:はっち | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年10月26日 1時

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