さんじゅうさんわ「違和感を感じた時」 ページ33
沖田「んで、その旦那さんはどこら辺にいるんですかねぇ」
A「きっと探しても旦那さんは見つかりはしないよ」
沖田「え?」
A「さっきの会話、おかしくなかった?」
沖田「何処がですか?」
A「私たちは誰を探しに外に出た?」
沖田「そりゃ、昨日捕まえたあいつの仲間を探しにと、
A「…知らないんだよ」
沖田「え?」
A「私はあいつの仲間も、千棘さんの旦那さんの顔も知らない」
沖田「…はあぁぁぁ!?」
そう、私は何も知らないままここにいる
だから思うのだ
沖田「じゃあ何であの時知ってるなんて言ったんだ?」
A「一回千棘さんから離れたかったから、彼女といたら何も分からないからね」
沖田「あの女が嘘を付いてあんたに近付いて来たと?」
A「多分そうだと思う…いやそうね」
話していると私たちはいつの間にか数人の男に囲まれていた
沖田「結局浪士共かい」
A「でも話を聞きたいから丁度いいんじゃない?」
沖田「それもそうですね」
「貴様が水瀬Aだな?」
A「どうやら私に用があるみたいだ」
「悪いが大人しく我々についてきてもらおうか」
A「ノー…と言ったら?」
「…。」((ダッ!!
人の話も聞かず襲いかかってくる
まぁ、どちらにせよこうなったでしょう
A「総悟、手加減はいらない」
沖田「初めからそのつもりでさァ!!」
さんじゅうよんわ「昔みたいにやれば何とかいく」→←さんじゅうにわ「とりあえず様子見で」
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