6日目…10 ページ17
not sied
及川「あ、あぁ…」
赤葦「…っ」
木兎「これで、良かった…よな?」
影山「彼女は…救われたと、思います…」
日向「だってほら…笑ってるよ、五月女さん」
孤爪の膝の上で微笑んでいるかのように眠っている五月女
孤爪「この子は結局…このゲームのせいでいろいろめちゃくちゃになったんだろうね
ここにいる人みんながそうかもしれないけど、この子が一番…きっと…」
及川「…ねぇ、この後どうするの?」
赤葦「…そりゃ明日から日向と木兎さんを殺して終わりですよ
今夜の襲撃も及川さんにすればいい
灰羽くんが及川さんを守ってるんでしょ?
なら夜は誰も死なないよ」
灰羽「そう…スね…」
日向「ならこれからバレーやらないッスか!?」
孤爪「え?」
日向「死ぬ前にやりたいっていうか…トス回しでも!」
木兎「おぉ!いいな!」
赤葦「ボールは?」
日向「明日探す!!」
影山「前向きだな、お前」
日向「最後まで楽しみたいじゃん!!」
日向の言葉によって彼らに笑みが溢れた
きっとこれは彼女の死も関係しているのだろう
その時だった
キーーーンッ!!
全員:!!?
『ちょ、いきなり何!?アンタら、誰!?おい!離せよ!!』
いきなりそんな声が聞こえた
日向「な、何だ!?」
灰羽「今のGMの声だよな?」
『おい!聞こえるか!?』
木兎「は?男?」
赤葦「いきなり何…?」
『良かった!
影山「無事…?」
すると勢いよく扉が開いた
そこには多くの警察がいた
全員:!!?
「はい!高校生複数いました!!
はい…けど1人だけ…遅かったみたいです…」
孤爪「アンタら…なに…?」
「我々は警察だ!君たちを助けに来た!!」
日向「俺らを…」
影山「助けに…?」
孤爪「なに、それ…」
木兎「ははっ…今さら…?」
「え?」
及川「ふざけんなっ…ふざけるなよっ!!」
及川は近くにあった椅子を蹴った
145人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はっち(プロフ) - こんにゃくさん» ありがとうございます! (2021年10月24日 13時) (レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
こんにゃく(プロフ) - この作品めっちゃ好きです!途中から涙腺崩壊して泣きながら読んでました(笑)牛若と五月女ちゃんのストーリーすごく好きです! (2021年10月16日 19時) (レス) @page25 id: 5683684732 (このIDを非表示/違反報告)
はっち(プロフ) - かなさん» ありがとうございます(^^) (2021年3月28日 2時) (レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
かな - とても良い作品でした。五月女ちゃんが死んじゃった所で泣きました。及川さん良い人でした(泣) 日向は何処で何やってるんだろ。とても考えさせられる作品でした。 ここまで感情移入した作品は初めてです。 (2021年3月25日 22時) (レス) id: 32e3b300b6 (このIDを非表示/違反報告)
はっち(プロフ) - 美蝶さん» ありがとうございました(*´ω`*) (2020年12月17日 1時) (レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ